新町西再開発事業準備組合~本組合設立に向けた目標スケジュール等出る

 7月24日新町西地区再開発準備組合は「全体説明会」を開き、組合設立認可申請手続き(測量、建物調査の実施、個別面談の実施、同意書集約、組合設立認可申請など)と権利変換、補償・明け渡しまでの行程など報告しました。
 目標スケジュールによると~
①平成26年3月を本組合設立認可申請の目標とします。
②8月から測量や建物調査に着手するとともに、土地や建物の概略評価を算出し地権者へ従前資産概算額を提示する。
③本年12月末までに、組合設立に必要な定款、事業計画書をとりまとめる。
④来年1月から地権者の方々へ定款、事業計画書を説明し組合設立同意書を集約します。
 また、事前に権利者の現時点での意向を把握する「個別面談」を8~9月にかけて実施するとしていますが、事前個別面談の2項で「現時点での意向の聞き取り」として、
  ・権利変換を希望するか、転出を希望するか  との問いが示され、再開発準備組合の権利者の中に、相当数の「転出希望者」がいることが示唆されています。
 この動きに対し、私たちは住民投票の会をいったん解散し、 「仮称」再開発の白紙撤回を求める会の設立をめざし準備中です。特に、従前資産の個別評価と権利変換をめぐって全国の再開発事業では、権利者への甘言、脅迫まがいの不法行為もみられることから、市民の税金を投入する以上市議会や新町西再開発に反対する地権者の方々を軸に徹底した「情報公開」が求められます。 では。

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8月から生活保護費削減~異議あり!審査請求運動はじまる

 徳島県でも、県民医連が事務局になり「生存権裁判を支援する会」準備会が発足し、本日私も支援する会に参加申し込みを行いましたが、団体・個人の参加を呼び掛け始めました。
 また、生活保護を受給されている方々が、8月からはじまった生活保護の引き下げに泣き寝入りせず「審査請求」を行う全国運動が始まっています。私の自宅にも8月から5千円も減額された保護受給者の方が訪ねてこられ窮状を訴えられました。生活保護利用者の皆さん根審査請求で生活保護基準引き下げをやめさせましょう。弱者を切り捨てる政治を変えるためにともに立ち上がりましょう。では。

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本を読みたくする「評」~

 8月4日、朝日新聞10・11面の「読書」ページ。本を紹介する「評」に目が留まりました。
羽という本の「評」は~鳥はなぜ飛ぶのか。鳥がどのように羽と翼を獲得したかという問いに答えが出せたら、進化史最大の謎のひとつは解ける~そして飛ぶという現象を解明する進化の起源論争には「地上派」と「樹上派」という二派の論争があるらしい。私は、生命の起源などにも大いに興味があるので、「飛ぶ」起源をさぐるらしいこの本にも興味がそそられてしまいました。
 身体を躾ける政治という本の「評」も~蒋介石の「新生活運動」を分析紹介する本らしいが、「公共のマナーを守らないものや不潔な者に対して、私たちは不寛容だ。きちんと守られれば、確かに居心地はよくなるが、絶対的に正しいと言えるのか、」と指摘されると、実は自分のマナー基準を人に押し付けていることに気づいたりもして~
 もう一つ、国家はなぜ衰退するのかという本、「評」は、世界には豊かな国と貧しい国がある。その差はどこから生まれるのだろうか。素朴だが、深遠な問題だ。~と書き出していて、経済学的な視点から世界を見ているようだから、ちょっと手を出してみようかなどと思った次第です。
 では。

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改憲は「ナチスの手口を学べ」(麻生発言)~そして、集団的自衛権の行使はまず人事から(安倍首相) 自民党の手口や如何に!

 7月29日都内の講演で「ドイツのワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に代わっていた。誰も気づかなかった。あの手口に学んだらどうかね」と述べた麻生氏。ナチズムを肯定し、しかもこともあろうに「その手口を学べ」というのですから、あきれてものが言えないというのはこのことでしょう。国内外から厳しい批判を受けて、1日麻生氏は「発言を撤回」しましたが、発言を撤回したからいいという問題ではなく、海外からも「日本の良識」が問われる大問題です。このような人物が、元総理、そして「副総理」で、日本の政治を代表する場にいていいはずはありません。即刻辞めていただきましょう。
 ところで、7月3日今朝の朝刊各紙は、安倍晋三首相が7月2日内閣法制局長官に「集団的自衛権容認派」の小松一郎駐フランス大使を充てる方針を決めたと一面で報じ、徳島新聞は、『集団的自衛権に関する政府解釈見直しに前向きな小松氏を起用し、行使容認に向けた布石を打つ狙いがあるものとみられる。内閣法制局長官は内閣法制次長が昇任するのが慣例となつており、今回の人事は極めて異例だ』と報じました。
 憲法9条改憲は、まず96条の発議要件の緩和から、そして、集団的自衛権の行使は、内閣法制局の人事から、どこが「手口」が似ているような気がしているのは私だけでしょうか。まさしく「ナチスの手口」なるものが進行中のおそれありです。監視の目を緩めるわけにはいきませんね。では。

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第25回全日本年金者組合徳島県本部定期大会開かれる

 8月1日徳島市中央公民館で、標記定期大会が開かれました。私は徳島支部から大会代議員として出席。第25回大会の議長に選出されました。
 2013年度運動方針では~
 安倍自公政権が参院選で過半数の議席を確保したが、国民に自助努力、自己責任を押し付け、憲法25条を投げ捨て、高齢者を切り捨てる安倍政権と国民との矛盾はいっそう深まるとして、年金削減や社会保障解体を絶対に許さない運動を推進すること。そのためにも要求実現にふさわしい組合の組織強化を図ること。生活保護削減、消費税増税阻止の闘いや憲法と平和を守る運動など他団体との共同行動の強化をすすめることなど全員一致で決定されました 質疑討論では、各支部の活動報告を交えて9人が発言し、支部会員の親睦会(カラオケなど)や仲間づくりの経験が報告され、年金者組合が高齢者の生きがいの場になっていることも示されました。
 定期大会には、参議院選挙で徳島選挙区から立候補された共産党の上村恭子氏が来賓挨拶し、選挙の結果とお礼を述べるとともに、ご自身も年金者組合に加入したことも披露されると大会代議員から、選挙の労をねぎらい今後の活躍を願う拍手が送られました。
 私は大会議長を引き受けて、久しぶりに「労働組合」の職に戻ったような気分を味わうことができました。では。

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