改憲は「ナチスの手口を学べ」(麻生発言)~そして、集団的自衛権の行使はまず人事から(安倍首相) 自民党の手口や如何に!

 7月29日都内の講演で「ドイツのワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に代わっていた。誰も気づかなかった。あの手口に学んだらどうかね」と述べた麻生氏。ナチズムを肯定し、しかもこともあろうに「その手口を学べ」というのですから、あきれてものが言えないというのはこのことでしょう。国内外から厳しい批判を受けて、1日麻生氏は「発言を撤回」しましたが、発言を撤回したからいいという問題ではなく、海外からも「日本の良識」が問われる大問題です。このような人物が、元総理、そして「副総理」で、日本の政治を代表する場にいていいはずはありません。即刻辞めていただきましょう。
 ところで、7月3日今朝の朝刊各紙は、安倍晋三首相が7月2日内閣法制局長官に「集団的自衛権容認派」の小松一郎駐フランス大使を充てる方針を決めたと一面で報じ、徳島新聞は、『集団的自衛権に関する政府解釈見直しに前向きな小松氏を起用し、行使容認に向けた布石を打つ狙いがあるものとみられる。内閣法制局長官は内閣法制次長が昇任するのが慣例となつており、今回の人事は極めて異例だ』と報じました。
 憲法9条改憲は、まず96条の発議要件の緩和から、そして、集団的自衛権の行使は、内閣法制局の人事から、どこが「手口」が似ているような気がしているのは私だけでしょうか。まさしく「ナチスの手口」なるものが進行中のおそれありです。監視の目を緩めるわけにはいきませんね。では。

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