本を読みたくする「評」~

 8月4日、朝日新聞10・11面の「読書」ページ。本を紹介する「評」に目が留まりました。
羽という本の「評」は~鳥はなぜ飛ぶのか。鳥がどのように羽と翼を獲得したかという問いに答えが出せたら、進化史最大の謎のひとつは解ける~そして飛ぶという現象を解明する進化の起源論争には「地上派」と「樹上派」という二派の論争があるらしい。私は、生命の起源などにも大いに興味があるので、「飛ぶ」起源をさぐるらしいこの本にも興味がそそられてしまいました。
 身体を躾ける政治という本の「評」も~蒋介石の「新生活運動」を分析紹介する本らしいが、「公共のマナーを守らないものや不潔な者に対して、私たちは不寛容だ。きちんと守られれば、確かに居心地はよくなるが、絶対的に正しいと言えるのか、」と指摘されると、実は自分のマナー基準を人に押し付けていることに気づいたりもして~
 もう一つ、国家はなぜ衰退するのかという本、「評」は、世界には豊かな国と貧しい国がある。その差はどこから生まれるのだろうか。素朴だが、深遠な問題だ。~と書き出していて、経済学的な視点から世界を見ているようだから、ちょっと手を出してみようかなどと思った次第です。
 では。

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