理尽くし冷静な外交交渉

尖閣・竹島 領土問題 笠井衆院議員

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例えばの話~ですが。

 サービス残業はもちろん、残業なし一日8時間、週40時間の労働基準法どおり働けば、日本の失業者はゼロになります。大企業が毎年積み増ししている「内部留保」約8兆円の内、3兆円を非正規労働者の待遇改善・たとえば、正規労働者にする財源に回せば、100万人~150万人を正社員にできます。

 夢のような話ですが、労働時間の規制も大企業の溜め込み利益・「内部留保」の国民への還元も、国の制度・政策、つまり政治の在り方次第です。労働者をモノ扱いする労働者派遣法も法律として制定されたものですし、賃金も「最低賃金法」による制度で大きく引き上げることも可能です。

 徳島地方最低賃金審議会答申が、中央の目安の「4円」を上回って、今年の最低賃金を「7円」アップとしたのも、労働者の闘いを一部反映したものです。

 「社会や経済は国民のためにこそある」この大原則を大いに追求しようではありませんか。

 では。

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海洋汚染心配ですね。~アイナメから2万5800ベクレル

 今朝の新聞各紙に、福島県南相馬市の太田川沖合一キロの海域で採取したアイナメから1㎏当たり2万5800ベクレルの放射性セシウムが検出されたと報道されました。この値は、過去最大で一般食品の基準値(1㎏当たり100ベクレル)の258倍、1㎏を食べた場合の内部被爆線量は約0.4ミリシーベルトといいます。

 徳島新聞記事によると、2万5800ベクレルの値は、第一原発の北20キロ、水深15mで採取したアイナメ2匹を合わせてすり身にして調べた平均だという。個別では、一匹が3万8千ベクレル、別の一匹が9300ベクレルだったとしている。

 アイナメは底モノと言われる白身魚で、沿岸部の岩礁地帯にいる魚ですが、原子炉の冷却水の漏れは無論のこと、山をはじめ地域に降り注いだ放射能の一定部分は、やがては海への流失しているものと思われ、海への影響が懸念されていました。今後の調査・動向に注視です。

 では。

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明日から、15人展はじまります。

 今朝の徳島新聞9面に、~「15人展」36年の歴史に幕~の記事が掲載されています。

全く絵筆など手にしたこともなかった僕が入院をきっかけに水彩画を始めたのが2007年でした。描いた風景画などを「絵葉書」にして仲間や友人にあげて自己満足をしていましたが、あるとき「放美展か県展に出したことがあるの?」の問われ、よしそれならと、平成22年・第18回放美展に初出品、初入選となり、このころでしたか、平和美術展の実行委員会でご一緒した河野公子さんから、「15人展」への参加のお誘いを受けました。

 これまで労働組合運動一筋で生きてきた僕ですので、絵の世界は全く知らず、新聞を拝読し、「15人展」の歴史やその世界では高名な出品者の皆さんとご一緒に出品させていただいていたとは、知って二度びっくりでした。

 15人展の最後の展覧会。僕は「眉山」をテーマに3点出品です。

 では。

 

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「日本のミカタ」・渡辺治一橋大学名誉教授が講演を聞いて

8月18日あわぎんホールで、渡辺治氏の講演会がありました。

 講演のテーマは「日本のミカタ~人は幸せになる権利がある!」です。「ミカタ」とは、どう書くの?なぜカタカナなのか?なんていう疑問はともかくとして、渡辺氏は、すでに自民党化した民主党政権の総括に意味があるのかという方があるかもしれないが、と前置きして、自民党から民主党への政権交代は、国民の反「新自由主義」のたたかいの大きな成果であり、ここに民主党政権の総括の意味があると強調しました。

 もともと民主党は、政権党の自民党が進める新自由主義=小泉構造改革を競い合う政治路線だったが、自公政権の大企業の本位の構造改革・規制緩和の推進で広がる格差と貧困に国民の大きな不満が広がる中で、「政権交代」のために、構造改革を競い合う政治路線から、国民の要求を背景に自民党に対抗する政策転換をはかったこと。

 ここに、国民の要求と闘いが政権交代の大本にあることに確信を持つ必要があると述べ、政権交代を実現した国民の具体的闘いとして、全国に7千か所にも広がった九条の会や労働者派遣法の抜本改正をめざす全労連と連合の共闘、後期高齢者医療制度廃止を求める民主・共産・社民などの野党共闘などを挙げました。

 民主党政権は、鳩・菅・野田と変わり、結局、国民の期待を裏切り、財界・大企業本位の新自由主義路線に引き戻されているが、政治は変えられるという確信と、この「政権交代」をさらに教訓にして進むことが大切だと述べました。

 また、民主党がダメとなり、自民党にも戻れない中で、橋下・維新の会への期待の広がりについて、橋下・維新の会の政策・政治路線を知らずに期待している人がたくさんいる。維新の会は、自民・民主以上に大企業擁護の新自由主義の政治路線をすすめようというもので、格差や貧困の是正、雇用や生活の向上を求める国民の期待に背反する政治に向かう危険を指摘しました。

 そして、これからの政治的闘いの在り方として、、安保を解消したら、対中国・北朝鮮問題をどうするのかとか、消費税の増税反対なら、財源をどうするのか、など、単に反対というだけでなく、対案を示して運動を進めることが必要で、消費税に頼らない改革案を共産党さんが示したことは、その一つのあらわれとして評価したい。と語りました。

約一時間半の講演と、あと高校生の質問に答える時間もあり、二時間たっぷり渡辺氏の話に耳を傾けました。渡辺氏は1947年生まれ、私と同じ65歳。団塊の世代が政治的リーダーとして頑張るべきだとの指摘にそのとおりと心の中で拍手を送りました。

では。

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