渭北自主防災会・第3防災倉庫~蛭子公園に設置

11月1日、標記防災倉庫設置披露会が現地徳島市上助任町蛭子公園で行われました。
 防災倉庫活用対象地域は、上吉野町3丁目、中吉野町4丁目、吉野本町6丁目、上助任蛭子・大坪、上助任三本松、上助任天神の合計1316世帯・3316名です。
 渭北地区の3か所目となる防災倉庫ですが、約169万円の倉庫・資機材が収納され、来期も引き続き、資機材の充実を図る予定です。
 開設披露には、対象先町内会等から、私を含め12名が出席完成を祝いました。
では。

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鳥栖市「青少年健全育成事業」・久留米市「地域密着型特別養護老人ホーム、認定こども園整備」の視察を終えて

10月29日~30日にかけて、鳥栖市と久留米市の標記事業の視察(文教厚生委員会)を行いました。
鳥栖市の青少年健全育成事業「夢プラン21」について~
 事業の概要ですが、小学校4年生から中学生までの子どもを対象に、「夢」を募集し、その夢を手助けする「てだすけ隊」と一緒に、子どもたちの夢の実現を図るというものです。夢の選考基準としては、*原則年度内で実現、鳥栖市内できるもの、経費50万円限度の枠組みの中で、*アドバイスを受けながら、子どもたちが自主的に考えて実現できるもの*子どもたちが集団で参加できるもの*社会参加により制度や常識を習得できるもの ということです。
 これまで、実現した「夢」は~・とっとちゃんの絵本シリーズづくり ・大きな筏を作って川下りたい ・巨大迷路を作りたい ・川に魚を放流して自然公園を増やしたい ・モザイクアートを作りたい ・リサイクルイルミネーションをしたい 等々報告いただきました。
 鳥栖市は、九州の主要都市に通ずる交通の要衝にあって、内陸工業・物流都市として発展成長しており、現在人口が約7万人で今後平成30年ごろまでは人口がさらに増え続けると予測されていました。
 「夢プラン21」事業では、約10年が経過し、「夢」の応募の減少もあるとのことで、マンネリ化傾向も感じられましたが、子どもたちと地域が一体となって、地域でソーメン流しやサガン鳥栖の応援で試合会場を満員にしようなど「夢」がきっかけで継続されているものもあり、本市でも参考になる事業として拝見しました。

久留米市では、地域密着型特別養護老人ホームの施設整備事業と認定こども園整備事業の二事業について、視察させていただきました。
 地域密着型特別養護老人ホーム施設整備事業ですが、

定員29人以下が、整備要件となる関係上、既にある広域型施設と併設と言う形で、6施設が整備されているとのことで、説明を受け、久留米市の第5期介護保険計画(H24~26)の進捗状況・基礎データなどをお聞きし資料をいただきました。
 認定子ども園では、認定こども園「おおたにこども園」の施設見学を行いました。写真右側が、既存の「幼稚園」で、左側の施設が新しく建設された「おおたに こども園」です。こども園では、所得に関係なく一律に保育料が決まっており、一般の平均保育料の約3倍とのことでした。おおたにこども園の場合は、既存の幼稚園の敷地内で別施設として建設が可能な土地があり一応施設の運営は各々別だとのことですが、月一度は職員間の合同会議を行い、共通行事などでは、必要に応じた会議を行うとのことでした。認定こども園の実施に踏み切った経営上の理由は、0歳~2歳児の受け入れを行わないと幼稚園(3歳以上)経営も苦しくなるとの事情背景などもお聞きしました。現在は保育士が不足し、施設の定数を満たせていないとお聞きし、ここでも保育士不足深刻さがうかがえました。

その他、2日目の午前中2時間余りの空き時間を利用し、徳島市のひょうたんじまクルーズ「川の駅」構想の参考にと、久次米、船越議員とともに3人で福岡市天神中央公園の「川の駅」と「ベイクルーズ福岡」に乗船(20分)し、船や桟橋を視察することができました。

 徳島から福岡空港へは、小型のプロペラ機(約40人乗り)でしたが、揺れもなく高度があまり高くないせいか、行きは瀬戸内海、帰りは九州・四国の夜景にしばし見とれました。
 では。

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共同通信社世論調査~景気良くなった実感なし78.8%

 10月28日付徳島新聞に、26日、27日に実施された共同通信社が行った世論調査結果が載りました。
 ★あなたは、安倍政権の経済政策によって景気が良くなったと実感していますか、実感していませんか? の問いには、
  実感している   18.0%  実感していない  78.8%。
★安倍首相の、汚染水漏れ「コントロールされている」との説明を信頼できますかの問いには、  
  信頼できる  11.7%  信頼できない 83.8% です。 
★そして、あなたは、どの政党を支持しますかの問いには、
  自民 44.6%、 民主 6.8%についで、共産党が4.1%で第3位でした。
 ちなみに、公明は3.7%、維新は3.6%、みんなが3.1%となっています。

 野党は総じて低率ですが、自民と政策の違いがない民主党、自民党を右寄りから補完する維新やみんなという政治の図式の中で、自民党の暴走に真正面から対案を示し論陣を張る日本共産党の存在感が増してましているようです。
 では。
  

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いま共産党が面白い~内部留保で「賃上げを」(共産党主張)が世論になりつつあります

 アベノミクスのいうデフレからの脱却は、結局、賃金の上昇につながるかどうかが焦点です。
賃金が上がらなければ、物価だけが上がり、いわゆる「悪い経済循環」で国民生活を破壊してしまうからです。
そこで共産党の登場です。
『法人税を下げても賃上げには回らない』
『財界に、内部留保で賃上げせよと言うべきだ』
とズバリ切り込みます。
この指摘には、
安倍首相も「私からもこれからお願いさせていただきたい」と語ったと
ロイター通信電子版が報じています。
遠慮なく「本質をつく」日本共産党がいま本当に面白い。
23日のNHKニュース「ここに注目」では、
 論説委員が、参院で獲得した議案提案権をさっそく行使してブラック企業規制法案を提出したこと。NHKの世論調査で政党支持率が自民党、民主党についで第3党になったことを紹介しています。
 「自共対決国会」~日々のしんぶん赤旗報道が楽しみですね。
 では。
 

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子ども・子育て支援新制度と放課後児童クラブ(学童保育)の学習会~IN徳島

10月26日、徳島県学童保育連絡協議会主催の標記制度学習会に参加させていただきました。
 まず最初に、学童保育とは何かどんな施設か?について、「教育」2007年2月号に掲載された富士見市立児童クラブの亀卦川茂指導員の現場手記~「攻撃性」にのせたメッセージ・「子どもがかわいいと思えない」を全文紹介され、学童保育は、子どもたち一人ひとりを大切にしなければ成り立たない施設、「親の願い」と「子どもの気持ち・願い」を一致させる必要があり、大切な子どもが育つ施設だと学びました。

 国の新しい子育て支援策で学童保育はどう変わるか?
 2012年8月「子ども・子育て関連3法」が成立し、政府は、学童保育を市町村が行う「地域子ども・子育て支援事業」と位置づけ、2015年4月1日からの施行されることとなりますが、

 法改正のポイントは~
 ①対象児童を6年生までの「小学生」に引き上げ、②民間が実施する場合、事前に市町村への届け出義務③国として学童保育の基準を省令で定め、市町村は国の定める基準に従い、条例で基準を定めます。「指導員の資格」と「配置基準」は国が定めた基準を、「最低基準」とて従うこととなり、④市町村は条例で決めた基準の維持のために実施者に報告を求め検査を行う⑤市町村は、余裕教室等の公有財産の貸付等を積極的に行い、実施の促進を図る⑥市町村は保護者が必要な利用ができるよう情報の収集、提供、相談、助言、あっせん、調整を行うこととなります。

 従って今まで、主として働く親たちの自主事業として運営されてきた「学童保育」が「児童福祉法」、「子ども・子育て支援法」上位置づけられ運営されることとなり、学童保育への補助金は、市町村の「市町村子ども・子育て支援事業計画」に基づき支出される交付金となります。

 特に、「指導員の資格」と「配置基準」の基準と合わせ、指導員の処遇改善、人材確保について、法律の附則で、「所要の措置を講ずる」とされ、「常勤」指導員の配置による学童保育事業の質の向上に大きくつながることが期待されます。

 施行までのスケジュールですが~
市町村・都道府県は2014年度に「事業計画」「学童保育の基準」等を決めていく。市町村は2014年6月議会か9月議会で、学童保育の基準を定める条例制定が必要となるとのことでした。

 講師の真田祐氏(全国学童保育連絡協議会 事務局次長)は、『学童保育を働く親を持つ子供たちに安全で安心できる毎日の生活を保障することと、働きながら子育てをする親たちを支えるという「子ども・子育て支援」という重要な役割を持った施設として、いつそう拡充をすすめていきましょう』と講演を結びました。
 
 夜は、故竹谷善子さんをしのぶ会が催され出席。
 人間の生き様の大切さをあらためて感じさせられました。 では。
 

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