復興財源に消費税増税なんて絶対ダメ

 今日の朝日のトップ記事は、「復興財源 消費税が軸」です。「菅直人首相が消費税増税を復興財源の軸として検討する意向を固めた。「復興債」の償還財源と位置づける。」としています。

 反対の理由ですが、

 まず消費税増税は復興そのものに水をさすことになるでしょう。復興の活力は、経済サイクルのまず「ものを買う」といところからはじまります。ところが、消費税はこの経済サイクルに水をさし、ものを買わないサイクルに誘導するものです。

  二つ目は、消費税が「弱者に負担が重い税」だからです。消費税は誰もが同じ税率で負担するから「公平」だと思っている人がいますが、間違いです。所得税の場合は、高額所得の人ほど税率が高く設定され「所得の再配分」(所得の多い人から低い人へ)機能が税金の仕組みを通じて行なわれていますが、消費税はには全くその機能はなく、所得の低い人ほど、実質的に重い負担となるからです。

 三つ目の理由は、復興国債の償還財源としていることです。国難ともいえる未曾有の災害復興で相当規模の財源が必要ですが、国民の生活は、不安定雇用の増加などで災害前から所得は減りつつ゜けています。この10年間で賃金は60数万円減少したのに比べて、大企業の内部留保は伸びる一方で、大企業の遊休資金は64兆円ともいわれています。この遊休資金をまず、復興国債の引き受け手にすべきです。復興には、鉄・セメント・自動車・電器など日常生活に必要な様々な消費を生み出し、これらを生産する企業にゆくゆくは利益として還元されるはずです。国民へのしわ寄せで乗り切ろうとすれば、復興の速度はますます遅く、苦しいものになるでしょう。

とりあえずここまでにしておきます。

明日の出陣式、もう一頑張りです。では。ブログも今日で~

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告示日は明後日、厳しさ実感しています。

 市議会選挙告示は、この17日(日)、選挙期間は一週間ということで、24日の投票日まで、日数に入れて後10日間となりました。今回の選挙の特徴は「新人」が13人と立候補し、新旧交替、少数激戦と報じられています。「少数激戦」となれば、下位当選のラインは相当上がると見ておく必要があります。ちなみに、県議選挙での有効投票者総数を34の定数で割りますと、2900という数となります。このライン「平均」ラインとみれば、この2900を乗り越えることが必勝の条件です。この水準でみたとき、現状のこのままでは、到底及ばないのは明らかで、。「見田さんはいけるわ」「健生があるけん」などの根拠のない楽観論に時々出くわしますが、どんでもない評価です。

 わたしの個人的なつながりは無論のこと、地元渭北で、唯一の市議候補として支持をしっかり広げること。健康生協(健生病院)に36年在職し、医療・介護・福祉の現場を知り、市政の場に生かすことのできる候補として、訴えきり、渭北、加茂、川内、応神、不動地域で、頑張ること以外に勝利はないと思います。地域の日本共産党支部のみなさんをはじめ、健生後援会、建労後援会、新婦人内後援会、すぎの子後援会、労働者後援会、守る会後援会、民商後援会、青年後援会などなどの各分野後援会の組合員さんにさらなるご奮闘をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。

ブログ更新は選挙期間中は更新をストップします。従って、今日と明日までとなります。では。

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原発汚染水 海洋排出は条約違反


2011年4月13日 吉井議員の質問 衆院内閣委員会

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公選法上の制約のお知らせです。

 ブロクですが、市議選挙の告示と共に、公職選挙法によって更新ができません。言論の自由を制限するおかしな法律ですが、法は法ということでやむを得ません。従って、このブロク16日までの公開となり、次回は、25日再開となります。

 毎週水曜日、吉野橋交差点で、朝立ちの訴えを実施してきていました。いよいよ選挙戦が始まるということで、今日も一人ではありましたが、「みたおさむ」のぼりと原発事故のポスターを持参し、「危険度レベル7」の原発放射能漏れ事故の様相と伊方原発の安全対策について訴えを行ないました。

 山田県議の残念な結果を受けて、見田の出陣式には最大限の参加で一気に雰囲気を盛り上げようと、4月17日(日)午前9時開会・中吉野町3丁目のアイ杉原ビルの見田後援会事務前での、「出陣式」への参加を広げています。ここに初戦の勝負をかけて頑張っています。今日一日目で、まず、52名の参加を確認しました。最終的には200名をめざしています。市議選挙は、決して楽な選挙ではありません。渭北地元候補、健生病院在職36年の実績を最大限訴え切らなければ勝利はおぼつかないと思います。引き続きのご支援をお願いします。では。

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福島第一原発事故、レベル7に

3月11日に起こった福島第一原発放射能漏れ事故、当初はスリーマイル島まではいっていない、まして、最高危険度レベル7のチェルノブイリと比較されるのは、風評被害もふくめ問題だとの論調でした。しかし、今日遅く帰ってテレビを見てたら、原子力保安院は「レベル7」の最も深刻な最高危険度に引き上げたと報道中でした。テレビでは、チェルノブイリとは違うと、違いを盛んに強調していましたが、確かに、爆発で放射能が撒き散らされたチェルノブイリとは違うかもしれませんが、制御できない核燃料の量は福島第一原発のほうが、多く、収束の目処が立たない現状の下で、時間的経過を含む今後の推移では、チェルノブイリを超える恐れもあるのではないでしょうか。レベル7は、人体に異常をあたえる深刻な事態とのことです。現在可動中の54基の原発の総点検と安全最優先の原発に、そして、脱原発、再生可能な自然エネルギーへの転換をはかることです。狭い日本、放射能汚染で住めないなんて、絶対許せないことです。では。

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