住宅リフォーム助成~平成24年度予算計上

さる5月14日徳島県建設労働組合が徳島市に要請していました「住宅リフォーム助成制度」の事業継続について、徳島市は6月議会に3千万円の予算を計上し、今年度限りとしていた「住宅リフォーム助成」制度を引き続き継続することとしました。(本要請には、日本共産党市議団から塀本・船越・見田が同席しました。)

 建労市内協議会の実平代表は、徳島市への要請の中で、平成23年度は、当初一億円の予算を組み、さらに補正で3千万円を追加する盛況ぶりで、投入した助成金の約10倍の経済波及効果があり、市民からも仕事を受ける事業者からも大いに歓迎され地域経済の活性化に大いにつながっていること。また、助成制度を申し込み抽選に外れて利用できない市民が未だ多数いることから、次年度の助成制度事業の継続、抽選に外れた市民の救済、昨年並みの予算の継続などを要望していました。

 今年は3千万円の予算で、昨年度の当初予算1億円と比べれば額としては少なくなりましたが、当初単年度限りとしていた助成制度が継続されたことは大きな前進だと思います。なお、利用者が多い場合の抽選は、改めて一から行う見通しです。

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原発再稼働に血道を上げるより、急げ海への放射能漏れ対策~

 今朝の朝日に小さな記事ですが、昨年8月アメリカ西海岸カリフォルニア州でとれたクロマグロに福島第一原発事故で海に放出されたとみられる放射性セシウム134が、筋肉1キロあたり平均4.0ベクレル検出された(米スタンフォード大調査)と報道。厚生労働省がこの4月に導入した新基準(食品1キロ当たり100ベクレル)の10分の一程度で、米化学アカデミーに発表される「論文」は、海洋生物の回遊を追跡する目印に使えるのではないかとしているとし、「健康影響が考えられるレベルではない」として、特に食品の安全性については触れていません。

 一方、今朝のしんぶん赤旗は、東北大学名誉教授の川崎健さんの「原発事故と海と魚の放射能汚染」と題して、海の環境問題を学んだり情報を提供する湘南なぎさを守る藤沢市民の会での講演内容を紹介しています。

 地上に放出された放射性物質も、その場にとどまるものもあるでしょうが雨や風に運ばれ地下水や川からやがて海への流失することは容易に考えられます。それ以上に、原子炉格納容器を冷却している冷却水は、すべてが循環回収しておらず、今なお、高濃度に汚染された冷却水が海に漏れている問題は時間がたてばたつほど深刻な海洋汚染につながることは火を見るより明らかです。

 政府・電力会社は、再稼働に血道を上げることより、何より、第一義的に力を入れるべきは、現状の放射能汚染の広がり、危険性をまず一掃することです。

 では。

 

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渭北街づくり協議会 総会開かれる

 5月28日、渭北街づくり協議会総会が開かれ「顧問」・来賓という立場で出席しました。私は、来賓あいさつで、渭北街づくり協議会の会則にふれ、渭北住民の親睦・健康・文化・福祉の向上をめざすという協議会の目的は、徳島市政の目的であり、市議会の役割です。加えて、津波対策など防災の見直しも必要となっており、6月議会の中で地元から支えられ協議会の目的に沿うよう地元議員として役割を果たいと述べました。また今、渭北近隣の問題として「新町西再開発」が急浮上している問題について、住民説明会で、「県との協議は形式的なもの」「補助金の県負担を市が肩代わりする」と述べたことを紹介し、多くの市民が疑問をもちながら強行の姿勢を示す市政に、渭北にかかわる問題としても関心を持って対応したいと述べました。

 その他、活動報告、会計報告、質疑などを通じて、同協議会は、渭北コミュニティーセンターの指定管理を請け負っていることから、徳島市から補助金やコミセン委託料を受けており、徳島市から運営上の指導もあるわけですが、地元の要望や意見の反映・調整などについて、要望もいただき、議員と地域との関係を改めて認識したところです。

 では。

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5月の新緑~いい季節です。

 雑草とともに、茄子、トマト、キュウリ、それぞれに少し背丈を伸ばし始めました。

それから、今年は「ぐゆみの木」に少しですが赤い実がつきました。

カイガラムシ対策で丸裸にしていた月桂樹の葉も茂り始めています。

金柑の実もまだまだ頑張るぞといっています。

ビワの実も6月に入れば「ご自由にお取り下さい」の張り紙を出せるでしょう。

 どこにでもある自然に目を向ける、こころとゆとりを忘れないようにしたいものです。

 では。

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 関口宏の「サンデーモーニング」~電気料金値上げ問題と4号機の安全性について放映

 電力料金値上げに関して、一般家庭から収入の90%を占めている東京電力の実態とすべての経費・コストの上に利益3%を上乗せする「総括原価方式」の矛盾について、各報道機関が取り上げていますが、今朝はサンデーモーニングが取り上げています。

また、福島第一原発4号機の建屋にはじめてマスコミのカメラが入り、爆風で吹き飛んでいる惨状を取材していましたが、使用済み核燃料を保管するプールから、核燃料を取り出す期間にも数年かかり、建屋を補強しているというものの、大きな余震などに耐えられるのかどうかを含め、現在の安全性にも大きな不安がある実態を放映しました。

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