しんぶん赤旗（日刊）の一面トップ報道で、福島市の「四季の里」で一万人を超える標記大集会が開かれたことが伝えられました。集会は１２人の呼びかけ人による実行委員会で開催されましたが、日本共産党の志位委員長や庄條徳一ＪＡ福島会長、馬場有浪江町長、菅野典雄飯館村長、佐藤栄佐久福島県前知事らか挨拶登壇し、『こわされたふるさとでの平穏なくらしを返せ、政府と東電は責任を取れ』と「オール福島」の意思を訴える、原発事故後最大の集会となりました。
なぜ報道しない大新聞（朝日・徳島新聞）
すすまない除染・原発賠償、子どもたちへの健康不安、これからの生活など、遠い徳島に住んでいても人事ではないと心が痛みます。その地元福島市で「故郷返せ」と１万人を超える大集会が開かれました。集会は３０日、しかしなぜか３１日の大新聞（朝日・徳島新聞）には一行も載っていません。
集会で「東電や政府の責任を厳しく追及する」声が上がりました。住民の闘いを報道する「しんぶん赤旗」にここは注目ですね。
１０月２５日から２８日の４日間徳島市議会決算委員会が開かれました。 日本共産党市議団からは塀本信之団長が決算委員として出席し疑問や問題点を指摘し、私は全日程とは行きませんでしたが員外席で傍聴させていただきましたので気づいた点などを少し述べておきたいと思います。
まず、決算委員会の役割ですが、質疑応答で決算議案にかかわることであれば時間の制約もなく一問一答で質疑でき、「決算」はすべての市政運営の経過と結果がいわば凝縮されたものですから、市政の全事業の最終チェックの場として極めて重要な役割を果たしていると思います。
同時に、理事者側から提示されている「決算書及び報告書」は主要科目は提示されますが、事業運営で支出された「細目」は事前にチェックするか、或いは決算委員会の場で聞くか、いずれにしても、問題意識を持ってみなければ、わからない（チェックできない）ことが多いということも改めて気づかされました。
また、もっとも肝心なことは、市民の要求・声がどのように市政の中で取り上げられてきたのか、或いは取り上げられなかったのか、市民にとって必要な支出だったかどうか等の視点で、「決算」を見ていく必要があるように思います。
以上、ブログで発言内容を紹介するには限度があり、抽象的な感想となりました。
追伸、胃カメラはとりあえず異常なしです。
では。
在職中は、職場の定期健診がありましたが、退職し国保に移ってからは徳島市の「特定健診」となりました。毎年受けてきた「胃カメラ」は特定健診の対象になっていませんので、自費での受診という事になります。幸いこれまでの健診では特に異常はありませんが、肥満や変形性膝間接症など加齢とのたたかいとなっています。
「歳」相応のケアーが必要ですね。 では。
１０月２８日午後２時より徳島市中央公民館にて、標記総会が開かれ、日本共産党徳島市議団を代表し連帯・激励の挨拶をさせていただきました。
民主党野田政権がＴＰＰ交渉への参加や「税と社会保障」の一体改革へと大きく足を踏み出しつつある事にふれ、年金者組合と共に闘う決意を表明し、また、今年四月の市議会議員選挙で当選し議会活動をはじめて半年が経過したが、社会保障闘争や労働運動の経験がおおいに役立っており、引き続き支部の副委員長としても年金者組合運動の前進のために頑張る決意をあわせ述べました。
１０月２６日徳島市生活と健康を守る会（守る会）は、「わたしの要求」の実現を求める要望書を提出しました。提出に当たって、船越智子市議とわたし見田が同席し取り次ぎました。
主な要求は次の通りです。
国民健康保険～
1.生活実態に合った払える額に引き下げてください。2.医療費一部負担金減免制度を改善してください。3.高額療養費の対象を一ヶ月一つの病院でなくかかった複数の病院すべてを対象にしてください。
医療～
1.医療費の患者負担の無償を目指し軽減してください。せめて、高齢者と子どもの医療費は無料にしてください。2.難病患者を広く救済し手続きをスムーズにしてください。
税～
1.消費税増税は絶対にしないで下さい。2.県市民税の減免制度を充実させ、せめて失業中は免除してください。3.住んでいる家・土地に固定資産税を課税しないで下さい。市街地区域の固定資産税を安くしてください。4.大企業や金持ちの減税をやめ、生活非課税の原則を守った高度累進課税にしてください。
介護～
1.介護保険料を引き下げてください。2.介護保険料の年金からの天引きをやめてください。3.希望する介護サービスを無料で受けられるようにしてください。
生活保護～
1.老齢加算を復活してください。2.冬季加算のように「夏季加算」をつくり支給してください。3.車の保有・使用を認めてください。4.「働け」と執拗に指導するなら「働く場所」をつくってください。5.生活保護基準の引き下げ、「有期保護」、医療費負担などの改悪はしないで下さい。
教育～
1.高校・出す額まですべて無償にしてください。2.給付制の奨学金を作ってください。3.就学援助の認定所得基準を引き上げてください。就学援助で生徒会費、ＰＴＡ会費、クラブ活動費を支給してください。4.給食費は無料にしてください。5.教材費の保護者負担をやめ公費で至急してください。
住宅～
1.公営住宅を大量に作ってください。2.民間住宅への家賃補助をしてください。３．徳島市営住宅のように倉庫を作ってください。
仕事～
1.仕事が無い、働く場所をつくってください。
子育て～
１．児童扶養手当を大幅にふやしてください。2.保育料を引き下げてください。
食料・農業～
1.安心・安全な食料を地元で確保する「地産地消」をすすめてください。2.日本の食も農業も破壊するＴＰＰ交渉に参加しないで下さい。
原発～
1.原発をやめ、再生可能（自然）エネルギーを促進してください。
憲法～
1.憲法九条を守ってください。
以上です。
「わたしの要求」は、一人ひとりの声を集めて要望書にしたそうで、市長宛ですが、国の制度としての要望事項も多数含まれています。ひとりひとりの切実で素朴な要求をそのまま要望書にし、タペストリーにしてアピールしました。
では。
2010年6月24日公開
