今日、8%消費税増税表明~30日閣議決定案

今朝マスコミは一斉に
安倍首相が来年4月8%への消費税増税を表明すると伝えました。
 8%への増税で国民には8兆円の負担増を押し付ける一方、
6兆円規模の経済対策を打ち出しています。
中味は、一部低所得者向けと言う3千億円の「現金給付」が含まれますが、
圧倒的部分は、復興特別法人税の廃止前倒しなど大企業の法人税減税です。
「庶民には増税、企業には減税」と揶揄されても、安倍首相は一向に耳を貸しません。
 しかし、さすがの安倍首相も、増税に「ビビッている」節があります。
それは「賃上げ効果公表へ」などと、
復興法人税廃止の理由づけに、
「企業が継続的な賃上げに向けて第一歩を踏み出すため」
などと説明せざるを得ないところに現れています。
 今朝のしんぶん赤旗は、
10月値上げが家計直撃と牛乳・ごま油・清酒・パン・麺類などの一斉値上げと
27日国税庁が発表した「民間給与実態統計調査」の内容を報じました。
年収200万円以下のワーキングプアが7年連続1千万人をこえ、
この15年間で1.3倍に急増する一方、
同年数で、年収4百万円から8百万円以下の「中間層」の労働者は0.86倍に減少し、
800万円から2千万円の労働者は3分の2に急減したといいます。
 年金削減も今月からです。
値上げと消費税増税のダブルパンチで、
このままだまつてノックアウトされるわけにはいきません。
闘いの秋が深まっています。
では。

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