社会福祉施設等の耐震化率、公立が私立より9.4ポイント低い現状明らかに~徳島県は「公立」65.6%で全国37位でした。

 9月議会の質問の関係で、厚労省平成22年4月1日現在の「社会福祉施設等の耐震化状況調査」の調査結果を取り寄せました。
 それによると、社会福祉施設等は「雇用均等・児童家庭局関係施設」「社会・援護局関係施設」「障害保健福祉部関係施設」「老健局関係施設」の4施設ごとに、公立と私立ごとに、また、47都道府県と19の政令市、および40の中核市ごとに集計がなされています。
  全施設数(公立・私立)の全国耐震化率は、81.3%ですが、「公立」の耐震化率は74.5%、私立83.9%と効率が約9.4ポイントも低くなっています。
 徳島県の場合も耐震化率は、公立が65.6%と公立の全国平均を大きく下回っていますが、私立が89.3%で私立の全国平均を上回っていて、公立・私立の合計集計では、82.3%と、全国の平均を少し上回っている状況です。
 棟数でいいますと、全国で「公立」約1万棟、「私立」で1万7千棟に耐震化が必要で、徳島県では、公立158棟、私立118棟の耐震化が必要とされています。また、全国的に、そして徳島県でもなぜ「公立」の社会福祉施設の耐震化が遅れているのか、検討・改善を要する課題のようです。
 では。

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