6月10日からはじまった徳島市議会・6月定例会は、本会議での各会派の代表質問・個人質問が終わりました。
特徴は、日本共産党市議団の中野一雄市議(代表質問)・塀本信之市議(個人質問)と民主市民クラブの久次米尚武市議(代表質問)が、新町西地区再開発事業について問題点を指摘し、市長選挙の市長の得票を大きく上回る4万1千を超える住民投票条例を求める市民の声を代弁し住民投票の実施を市長に迫ったのに対し、創政会、朋友会、市政同志会の各代表質問は、住民投票を求める市民の世論について、再開発事業の目的やメリットが市民に理解されていない、財政負担が過大との誤解がある、新ホールの概要とビジョンの説明が足りないなどと、4万を超える住民投票署名に寄せられた市民の声を意識しつつ、新町西再開発事業は必要だが、事業推進の在り方に問題があるかのように指摘する質問が目立ちました。また、みんなの党は質疑そのものが無く、公明党市議団は代表質問・個人質問はしましたが、今最も市民が関心を持っていると思われる新町西再開発事業や住民投票条例に関する質問に一切ふれ無かったのも特徴的でした。
新町西再開発住民投票条例制定は、本日の議会で、条例請求代表者らの「意見陳述」の実施を正式に確認し、6月24日午前10時実施することを決定しました。なお、質疑・討論は26日行い採決されることとなります。ぜひ議会傍聴をお願いします。
また明日からは、各常任委員会に付託された議案審議となります。
では。