誰が?一番、使い捨て雇用してる!

 23日、しんぶん赤旗(日刊紙)ならではの記事が掲載されています。総務省の「労働力調査」詳細集計から、従業員規模別・雇用形態別の雇用者数を把握し、「パート・アルバイト」「労働者派遣事業所の派遣社員」「契約社員・嘱託」「その他」の非正規雇用者数の合計について、従業員規模別の推移を調べたところ、大企業(従業員規模500人以上)ほど、労働者の「使い捨て」を行っていると指摘しています。

 赤旗報道によると、2002年1月~3月期を基準に1として見ると、従業員数30~99人規模では、2007年4~6月期にピークをむかえ、1.24倍となり、その後わずかづつ減少して2010年4~6月期では、1.18倍ですが、…

 従業員500人以上規模の大企業では、2008年10月~1月期には、1.8倍に急増し、リーマン・ショックごに生産が落ち込むと、2010年4月~6月期には、1.59倍へと、急激に0.21ポイントも落ち込んでいます。

 つまり、景気が好調なときは低賃金の非正規労働者を増やして対応し、生産が落ち込めば真っ先にくびを切る、非正規を調整便として使う大企業身勝手さが示されています。と赤旗は記事を締めくくっています。

 こういう視点は大手新聞には足らないところではないでしょうか。いいところを捉えていると思います。では。

カテゴリー: お知らせ・ご案内 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です