国保引き下げの「お金」はあるの?質問に答えて

徳島市の国保料、あまりにも高すぎです。

でたよ! 県下の国保税(料)ランキング。標準世帯の4人家族・所得200万で固定資産税無し! を基準に、県下24市町村の国保税(料)の額がどうなるか。

やっぱりダントツ一位は徳島市でした。

  • 徳島市    507,570円
  • 鳴門市    375,400円
  • 小松島市     372,500円
  • 阿南市    300,700円
  • 勝浦町    285,500円
  • 全県平均  340,045円

「引き下げの財源は?」のご質問にお答えします。

ご署名の訪問先で、「引き下げはいいけど、お金が無いんと違うんで?!」とのご質問がでましたので「財源」についてお答えします。

予算の見直しで財源はつくれます。

ご記憶の方も多いと思いますが、飯泉知事と原市長が「鉄道高架事業・新町西の再開発事業」の財政をめぐって論争したことがありました。知事が新町西再開発について「財政が厳しいのに資金計画も示されていない」とクレームをつけたのに対して、原市長は徳島市の財政は二つの事業が推進できるとして、「鉄道高架や再開発に多額の予算が必要だが心配ない」と財政力指数などを列挙し議会で答弁しています。ちなみに、鉄道高架事業だけで徳島市は毎年15億円を十数年間にわたって支出しなければなりません。加えて、新町西開発が行われれば、さらに多額の税金を投入することとなります。

一方、国保の引き下げに必要な財政は、共産党議員の質問に答えて、徳島市は、例えば一所帯1万円の引き下げと、加えて名古屋市なみの「申請減免」を実施すると5億1千万円必要と答弁しています。つまり、二つの大型公共事業の中止・見直しをはかり、予算を組み替えれば、国保の引き下げが可能なことを、徳島市みずから証明しているのです。結局は、税金の使い方ということになりますので、市民の主権者としての選択が問われるものと思います。

また、もともと国は約5割の負担をしていましたが、今は25%しか負担していません。国も国保については大きな責任があります。当然国に対しても国庫負担の増額を求めます。

また、名古屋市のように、国保料引き下げと、低所得者への申請減免で、滞納者が減れば、国の補助金カットがなくなる可能性があります。今徳島市は収納率が低く、国からペナルティーを課せられています。国の補助を1億3千万円もカットされ、その分も保険料に加算されています。ペナルティーを回避できれば、その分負担軽減につなげることができます。

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