政府は16日、関西電力大飯原発3・4号機の再稼働を正式に決めました。福島第一原発事故の検証もまたず、政府自ら示した「安全基準」すら満たさず、原発に代わる代替え電力の確保・省エネ対策も手を打たず、再稼働にあたっては「安全最優先」という首相の言葉に、嘘をつくな!と叫びたくなる、これほどむなしく聞こえるものはありません。
福島原発のような事故は、起きない「だろう」、今度は対処できる「だろう」、だろうだろうの「安全神話」の復活です。
6月10日の伊方原発の再稼働許すな!愛媛県庁包囲行動の集会で、福島県の代表が、マスコミに取り上げられない、子どもの甲状腺異常、市民の中に被ばく症状が出始めていることを告発しましたが、原発再稼働を「だろう・だろう」で済ますことはできません。
政府に原発「ゼロ」の決断をせまる国民運動を、そして、伊方原発再稼働反対のさらなる声をあげましょう。 では。