6月6日付徳島新聞3面のトップ見出しは、「徳島死亡率ワースト1」です。
記事によると、2011年の糖尿病による死亡率が10万人当たり17.3人で、4年連続全国最悪となり、アルコールの影響が大とされる肝疾患死亡率も18.8人(いずれも厚労省人口動態統計)で2年連続全国ワースト1とのこと。
さらに気になるのは、2011年の徳島県乳幼児死亡率も出生千人当たり、5.1人で全国最悪となったことです。乳幼児死亡率は生後一年未満でなくなった赤ちゃんの割合ですが、対前年の2.7人から2.4人増え、ほぼ2倍近い割合で増加していることです。報道では、県健康増進課は「原因を今後分析し、対応していきたい」としているとのことですので、原因分析の結果に注目したいと思います。
死亡率ワースト1の報道を受けて、徳島県の「特定健診」の受診状況を調べてみました。平成20年度は、徳島県の受診率35.9%(全国平均38.3%)28位ですが、病気の早期発見・予防につながる検診率の向上等が大きなカギになりそうですね。 では。