NHKが9時のゴールデンタイムに、二つの事例を追跡取材し、保険証がなくて「死亡」する事例~「無保険死」の実態を報道しました。
なんとその内一つの事例は、徳島県の43歳の事例を紹介。建設業に従事していたが6年前に廃業した男性でした。男性には小学校に通う娘がいて、毎月1万5千円もかかる定期検査が必要でしたが、減額措置で月4千円の保険料さえ払えず、「千円で保険証をもらえないか」と窓口に行ったが、係りから「千円しかないのか、ダメだ」といわれ仕方なく帰ったと述べていました。
男性は、「千円しかないのかといわれたが千円あれば2日は食べられるのに」と語り、ニュースキャスターは、国保加入者の20%が所得なしで、加入者の所得が急激に落ち込んでいること。医療機関(民医連)が調査した無保険死が67人にのぼり、政府に対処について回答を求めると「低所得者への減額措置の拡充を予定している」との回答に、これらの実現には「消費税増税」で財源があてられることとなっている。と報道を締めくくりました。