「建国記念の日」に反対し、日本の軍国主義は今どこまできているのか~共に考えあう2・11集会に参加して~

 今日2・11は「建国記念の日」です。戦後66年、戦後生まれが人口の8割を占める日本で、「軍国主義」という言葉を聞いても「ちんぷんかんぷん」という方も大勢いるのではないでしょうか。ましてや、国民主権から戦前の天皇主権に戻ることなどありえない、そう思うのが戦後の民主主義体制で育った多くの国民の当たり前の感覚だと思います。
 しかし、確かに天皇主権にはならないでしょうが、戦後憲法で誓った「戦争をしない」という日本の体制を、日米同盟のもとで「戦争する国」へと変質させようとする反動的な大きな流れと反動にこうして日本国憲法の民主的諸条項を守り二度と再び「戦争する国」にはさせまいとする戦争か平和か二つの潮流のたたかいの結果として今日の日本の状況があることは周知の事実です。
 2・11集会では、徳島労連から「非正規労働者の現状」、新婦人から「小学校の遠足に自衛隊見学の問題点」、教育現場からは「戦争美化の歴史教科書を教育に持ち込ませないたたかい」、健生労組からは「再び白衣を戦争の血で汚さないために」、年金者組合から「組合員の戦争の手記の紹介」、民主青年同盟からは「集会参加の高校生の感想」、歴教協からは、「戦後の軍国主義復活の歴史」がそれぞれ10分から15分で報告され、充実した学習の場となりました。

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「建国記念の日」に反対し、日本の軍国主義は今どこまできているのか~共に考えあう2・11集会に参加して~ への1件のフィードバック

  1. 戸沢ひろゆき のコメント:

     突然お邪魔しました。控室にいらっしゃると、議会事務局の職員が案内してくれました
    ので挨拶に伺いました。
     東京あきる野市の総務委員会でお邪魔しました。自民党・公明党市政のわが市では、定数21名ですが議長選挙で10対11の一票差で与党が正副議長を選出されたため、各会派代表者会議も全員協議会も開催できず、各常任委員会も11名の与党にお任せしているため視察の内容も彼らにお任せでした。徳島市での活躍ぶりに敬意を表します。大運動中ですが、休養のつもりで参加したしだいです。お許しください。

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