06年日米両政府は、沖縄の海兵隊約1万8千人の内グァムに8千人移転するとして合意。総移転費用のうち日本は約6割の60.9億ドル負担することとなっていましたが、今朝の新聞で、アジア太平洋地域重視の米軍事戦略の見直しで、沖縄から1500人前後を「岩国」に移転したいと打診されたとの報道が一面とトップで報じられています。海兵隊の移転と切り離されている普天間飛行場の補修費の肩代わりも米側から要請されているなどとされていますが~
そもそも「海兵隊」は、何のために日本に駐留しているのか?なぜ、米国の軍隊の移転費用を日本がもたなければならないのか?新聞報道からは、日米安保体制の根幹にふれる姿勢は見られません。植民地国ならいざ知らず、自国の安全を、他国の軍事力にすがって当たり前とするこの国の体制に[?]です。
ちなみに私は、米軍に頼らず、軍縮と憲法九条を活かす「平和の自主外交」の強化こそ、日本がアジアと世界で信頼とリーダーシップを発揮できる道だと確信しています。 では。