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芥川賞の受賞に当たって、事実上、選考委員の都知事批判を展開した山口県下関市の田中慎弥さん(39)「共喰(ともぐ)い」(「すばる」2011年10月号)、僕は純文学なんてまったく分かりませんが、かつて、小説を書こうなんて考えたこともありました。健康生協に勤務を始めた頃、27~28歳ごろでしょうか「白い窓」という機関誌を発行し、民主的な小説、詩や短歌などを募集して第一号を「創刊」し、僕が巻頭の言葉を書いたことがありました。もう亡くなられた健康生協の創設者の松永信之氏も確か、農民のたたかいを小説に書き、民主文学に掲載されていたと思いますが、とにかく何でもやってみたい僕の一面を思いだしました。

芥川龍之介賞(あくたがわりゅうのすけしょう)、通称芥川賞は、純文学の新人に与えられる文学賞である。文藝春秋社内の日本文学振興会によって選考が行われ、賞が授与される。

大正時代を代表する小説家の一人・芥川龍之介の業績を記念して、友人であった菊池寛1935年直木三十五賞(直木賞)ともに創設し以降年2回発表される。第二次世界大戦中の1945年から一時中断したが1949年に復活した。新人作家による発表済みの短編・中編作品が対象となり、選考委員の合議によって受賞作が決定される。受賞者には正賞として懐中時計、副賞として100万円(2011年現在)が授与され受賞作は『文藝春秋』に掲載される。

選考委員は石原慎太郎小川洋子川上弘美黒井千次島田雅彦高樹のぶ子宮本輝村上龍山田詠美の9名(2011年下半期まで)。

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