今朝の徳島新聞に民主党の衆院定数の是正「0増5減」と現行180の衆院比例定数を80に削減した場合の各ブロックの具体案が掲載されました。それによると四国ブロックは現行衆院比例定数6から3と半減することになります。この定数削減の結果で示される政党構成は歴然でしょう。多くの場合、民主と自民の2大政党が議席を独占し、現行比例で1議席確保している公明党の議席はなくなり、後一歩ぎりぎりのたたかいで議席奪還をめざす日本共産党などいわゆる少数政党は定数削減で排除され、本来反映されるべき多様な民意は削られてしまう事になります。
今朝の朝ズバで「みのもんた」が、政党助成金の削減に言及していましたが、政治家が身を削るというなら、削るべきは比例定数削減による「民意」ではなく、「政党助成金」でしょう。80人の定数削減で削減できる歳費は約65億円しかなく、一方政党助成金を廃止すれば320億円となるのですから。
なぜ、議員報酬以外に政党に補助金(助成金)を出すのか?わたしには全く納得がいきません。