橋下大阪市長初登庁に感じたこと~財界・大企業に迫ってこそ本物の改革です。

 今年も後残り少なくなってきました。東日本大震災・原発事故、格差と貧困の広がりの中で、国民総うつ状態の閉塞感から2012年は抜け出し、日本経済を建て直しそうではありませんか。その鍵は、働く労働者の雇用が確保され、国民の懐が温かくなる「内需拡大」です。

 失業がなくなり、使い捨て労働がなくなって、賃金が増えれば生活は安定し、青年は恋をし結婚し子どもが沢山生まれます。 問題は、労働者を使い捨てする、大企業・財界にその責任を果たさせる必要があります。 テレビを見ていましたら、今日は橋下大阪市長の初登庁という話題がいっぱいで、何かやってくれそうだとの期待感から多くの青年が彼の支持に回ったとのことですが、早速、人件費2割削減の指示をしたとの事です。橋下市長は、コスト削減の大義を掲げ公務員の賃金を削っても、財界・大企業にはたたかいを挑もうとはしません。それどころか、彼は、「大阪都構想」で、権力の規模を拡大し財界の利益に適う行政機構を作ろうとしているのですから、本来の青年の願いや要求と相反するものです。

青年の皆さん~

アメリカ言いなりの政治をやめ、大企業・財界に雇用や賃金、社会保障負担を迫ってこそ、本当の改革の道が開けてきます。これホントです。では。

カテゴリー: 政策・見解 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です