シンフォニー november32 地震に備える~女性の視点から~

標記の 女(ひと)と男(ひと)参画情報誌が送られてきました。

この小冊子に、「徳島市にききました。」とのコーナーがあり、自助・共助・公序での地震の備えにたいする徳島市の取り組みを紹介しています。

このうち、「公序」について、徳島市の施策についてこう記しています。

■津波避難ビルの指定、津波発生時に備え、一時的な避難場所として津波避難ビル(164箇所)を指定しています。■市民総合防災訓練の実施~年3地区、避難、救出、運搬、応急処置など災害時に必要な訓練を市民参加で実施しています。■家具転倒防止対策推進事業の実施~自力でのかぐの固定が困難な高齢者などの世帯を対象に、家具の転倒防止器具の取り付けを支援しています。

 しかし、この記述を見ても、徳島市の「公序」は実に不十分だと思います。津波避難ビルの指定によって、避難できる住民は「津波避難困難地区住民」の約半数しかありませんし、避難訓練にしても、不十分さは否めません。「家具転倒防止」は平成22年度は約一万件の対象者に対し、120件の実施という状況なのですから。

女性の視点から~地震に備える~町の人に聞きました。とのコーナーでは、20台から80台の女性からさまざまな意見が寄せられています。大事な視点です。せっかくの意見を市政の具体的防災に生かす必要があるのではないでしょうか。 では。

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