広報とくしま~徳島市の財政状況のお知らせ~出ています。

平成22年度決算の健全化判断比率と本市の行財政健全化の取り組みをおしらせします。~と11月15日付け広報とくしまNO867が今朝の新聞折込で届きました。

財政の「健全化判断」の「4つの指標」の結果は~

●実質赤字比率は18億円の黒字(早期健全化基準は11.25%・財政再生基準は20%)

●連結実質赤字比率は72億円の黒字(早期健全化基準は16.25%・財政再生基準は35%)

●実質公債費比率は7.7%(早期健全化基準は25%・財政再生基準は30%)

●将来負担比率は74.7%(県庁所在都市平均127.6%・早期健全化基準は350%)

徳島市の評価は~

「すべての比率において、早期健全化を判断する基準以内になっており、他都市と比べて健全な状況にあります。」との評価をしています。

今後の取り組みでは~

当初予想されていた危機的な財政状況は、当面回避でき、基金は40億円を超える残高を確保している。しかし、扶助費の大幅な増加などに伴い、一般会計の歳出は増加傾向にあり、一方経済情勢から市税収入が大幅に回復することは期待できない状況です。などとして、「第二期徳島市行財政健全化計画2010」(平成22年度~25年までの4年間)を着実に実行していきます。としています。

私は~

なるほど、「財政危機宣言」を発して、結果として「財政健全化」が実現したとの評価ですが、一方で市民に重い負担を強いる全国一高い国民健康保険料問題や財政健全化に逆行する「無駄な鉄道高架事業」の(750億円)推進・疑問だらけの「新町西再開発」事業推進など大きな問題点を抱えています。

日本共産党徳島市議団として、引き続き、市民の立場で「財政」のあり方をしっかりチェックしていきたいと思います。

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