県民の切実な要求をまとめ県内のすべての市町村を訪問し要請等する徳島県社会保障推進協議会の2011年秋の自治体キャラバンがはじまりました。今日10日は、年金者組合・新日本婦人の会などから市議会宛の5件の請願書が提出され、明日は、徳島市長宛のキャラバン統一要求書に基づく交渉が行われる予定です。
5件の請願書とは~
*最低保証年金実現までの救済策として、基礎年金国庫負担分33000円に満たない部分を無年金・低年金者に支給する措置を求める意見書を採択し関係各機関に送付すること。
*年金受給資格期間の10年への短縮を求める請願
*消費税によらない最低保証年金制度の創設を求める請願
*乳幼児医療費助成の拡充を求める請願(中学卒業までの拡充・自己負担、所得制限のない現物給付・国の制度として実施することを求める意見書提出)
*ポリオ不活性化ワクチンの早期導入など予防接種改善に関する請願書(ヒブワクチン、子宮頸がん予防ワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンなど3ワクチンへの助成の継続を国へ求めること)
以上となっています。
キャラバン統一要求書の主な内容は~
1,福祉・医療・介護制度の充実を(国保の広域化反対など、介護保険料引き下げ、特定健診の改善、生活保護について、予防接種の改善など全17項目)
2,原子力発電所とエネルギー政策についての要望(新規計画の中止、既存の原発の計画的廃炉を国に求めること・原発依存からの撤退を決断しエネルギー政策の転換を国に要請すること)
3,子どもの就学援助について、クラブ活動・PTA会費をただちに支給してください。
4,年金制度に関する要望(前述の年金制度に関する請願と同じ)
以上ですが、12月議会(本会議)や各常任委員会などで、以上の要求を含め市民要求の実現を積極的に目指したいと思います。