今日から「決算審査特別委員会」開かれる

 25日から28日までの4日間、平成22年度決算審査特別委員会が開かれます。初日の今日は、議会事務局・企画政策局・総務部・公平委員会・財政部・危機管理監・会計課・消防局・選挙管理委員会・監査事務局の各部局ごとに主な事業活動の状況と会計収支状況が報告され、審査委員から質疑が行なわれました。

日本共産党市議団からは、塀本信之市議団長が出席。私は委員外席で傍聴しました。

 塀本委員の質疑では、議会事務局費に「海外視察費」が含まれているかどうか?(答弁、いない。計画があったが取り消された)危機管理監に対して、「国民保護計画に関する協議会に現職自衛隊員が参加しているか?」(答弁、していません)、職員の不祥事について、「何件で処分状況は?」(答弁、3件・減給10分の一など)、徳島市が午前8時と午後8時に流しているメロディーについて防災での活用は出来ないか?(答弁、防災用ではないので機能的にどうか?調べる)、徳島市庁舎南館の太陽光発電の機能は?(答弁、年間10万kWで庁舎の3%)、定住自立圏構想の中に鳴門市が入っていない理由は?(答弁、働きかけはしている)、生産緑地公園の指定について?、消防の国の基準定数に対して徳島市はどうか?(国の基準では379人必要だが、現在65.4%の人員数となっている)、場外券売り場の申請について書類の不備等の報道があるが?(答弁、書面を見ていないのでわからない)などの質疑が交わされました。

 このほか、防災対策について、防災マップが3.11前後に配布されたが、一番市民の関心の強い「津波対策」について十分でない。ある民間保育所が避難所となっている市立高校への避難を試みたが大変なことが明らかとなり自立で避難タワーを建設するとの意向を示している。備蓄を計画的に増やすことも必要だ。今後の課題として強く要望しておくとの意見を述べました。

 このほか、岡議員より、40万人中核都市構想と定住自立圏構想は矛盾しているのではないか?との問題提起があり、最終日に市長答弁を求めることとなりました。

では。

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