不破哲三さんの経済学(古典)~改めて~なるほど・なるほどと感心しました。

日本は「資本主義国」ですよね。会社の社長も働く労働者も誰もが、日本社会を、民主主義であって資本主義社会と認識していると思いますが、現在のこの社会を「資本主義」社会と名づけた人をご存知でしたか? 実は、その名付け親は「マルクス」でした。資本主義から社会主義への社会の発展を展望したマルクスは、今の私たちの社会「資本主義社会」の特徴、社会の仕組みを研究し、「利潤」の源泉が労働力の価格と労働がもたらす価値の差に(剰余価値)あることを発見し、また、資本の利益第一主義の根本矛盾として、労働力の価格は安く買い叩きながら、企業が生産した商品の買い手である消費者=労働者には沢山・高く買ってもらいたいというこの矛盾の中におかれていること。この矛盾も次の社会への発展の原動力なのだという話しをマルクス古典経済学の講座を聞きながら、なるほど、派遣労働でコストを抑えれば抑えるほど、労働者はワーキングプアとなり、消費は冷え経済は落ち込むという現代の矛盾にもそっくり当てはまることにあらためて、マルクスに脱帽というところでしょうか。

日本共産党は、日本共産党の綱領・古典の連続教室を開催していています。 では。

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