8月2日、市営宮島住宅の自治会長井奥末一さん他5人と、同市営住宅の風水害・地震対策を求める「嘆願書」提出に同行しました。嘆願書には、宮島住宅は老朽化がすすみ、土台や柱が腐っている状態で、シロアリに喰われていない建物は一軒もありません。と述べられ、台風なら風速40メートル、地震なら震度五弱程度には耐えられるように補強なりして命を守ってください。と述べられ、入居者58名の自筆署名をつけて提出されました。
嘆願書の受け取りでは市民環境部長他住宅課長など4名が応対し、「市営宮島住宅の問題は把握しています。建替えの方向で検討している。」との考えを示しましたが、設計に2年や建設の段取りに2年など、完成するまでに4~5年かかるというような担当者の話に、井奥さんら参加者は口々に、住宅の現状が話され、命にかかわるので早急に対応をと強く求めて、提出を終えました。
私は、6月議会の代表質問で、市営住宅の「耐震化」問題を取り上げ、まず100戸程度建替えたいとの答弁を頂いてました。現地も度々訪問し見ていましたが、市営住宅の中でも、市営宮島住宅は一刻も猶予できないほど老朽化が進んでおり、嘆願書の願いは本当に切実なものがあります。