新町西再開発・見直し案が出たけれど~

高層マンションに音楽ホール、商業施設を組み込んで、総事業費186億円のUR事業計画案が挫折して、総事業費を122億円に圧縮する見直し案が徳島市に提出されました。眉山が消えると景観批判された「高層マンション」をやめ、区域を新町沿いまで広げ川との接点を活かした町並みづくりするとしていますが、再開発計画の中心には、やはり「音楽芸術ホール」が組み込まれています。事業主体は、URから土地や建物の権利者でつくる再開発組合に替わっての事業となるようですが、結局「音芸ホール」という市の財政負担なしに開発事業が成り立たないということでしょうか。

私は新町西地区の再開発に、まず反対するものではありません。しかし、「音芸ホール」を組み込んでの再開発には賛成できません。もともと、新町地区の「にぎわい」を取り戻すという点で、「音芸ホール」がふさわしい施設だと思えないことと、これまで、市民が粘り強く協議を重ね、1500席の確保を中心とする音芸ホールの「規模」や動物園跡地に建設をとする立地場所についての合意形成を、市長の独断で覆していることにも大いに疑問を感じています。

再開発組合の森竹会長は「これが最後と思って粘り強く実現をめざす」と語った。と報道されていますが、これが最後などと言わず、「音芸ホール」に固執せずに再開発案を幅広く募り、それこそ粘り強く検討されてはいかがでしょうか。

私は、そのような「検討」機会があれば、ぜひ参加させていただきたいと思います。 では。
[追記:お手伝い:関連資料]

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