今朝5月30日徳島新聞の26面に、「3地震連動M9.0発生時・津波10分早く到達」の記事が掲載されています。
名古屋大大学院の川崎浩司准教授によりますと、シュミレーションで、国はM8.7を想定した場合、名古屋市への約1mの津波到達時間を90分から120分としているが、M9.0で計算すると最速80分で到達。また、M8.7で最大2.5メートルとする名古屋市への津波も、2倍高くなる恐れがあると調査結果をまとめたと報道しています。さらに、川崎氏は、「同様の現象は大阪湾や紀伊水道などでも起こる可能性がある。津波は避難が数分遅れるだけで生命にかかわり、国や自治体は想定震源域から離れた地域でも早急に津波対策を考えるべきだ」と話したと報道しています。
現在、徳島市は、津波到達時間について、第一波が約42分後、最大の津波の高さ3.3mを52分後と想定していますが、この見直しが必要とされる、調査発表のひとつではないかと思います。
では。