12日県土整備委員会の審議、徳島新聞の報道を読んでですが~程度が低い質疑が続いているようです。今、事業の白紙撤回や業者選定をやり直せばどうなるのか?県議の皆さんはわかった上で言っているのでしょうか。北川県土整備部長の発言で、「他人の土地に物を立てるのに常識を疑う」との発言は看過できません。

理由は2つ。一つは、新ホールは旧文化センターの代替えホールで、60年間、県有地と市有地で共有してきた施設で県民のための施設でもあったはずです。その市と県の関係を「他人」と言い放つこと。もう一つは、市がなした事業者選定、優先事業者の公表を「他人の土地に物をたてるのに~常識を疑う」と事業者の選定を行なったことを批判していますが、一般論で見てもおかしくはありませんか。まだ、民間の土地取引で、土地の購入はしていないが、購入の取引を進めている段階で、土地購入予定者が事前に宅建業者の選定し準備することはいくらでもあることです。県有地に或いは土地の所有者に断りもなく、建物を立てているわけではありません。土地の交換協議をしている段階ではありませんか。そのような段階で、市が事前の準備として、事業者を選定し決定することがなぜ、土地所有者が問題にするのか?「俺の土地を契約する前に、業者なんか勝手に、選ぶな」と、土地売買契約前に商取引で土地所有者がいうものでしょうか。いう方が、よほど越権行為ではありませんか。こんな常識を持ち出す県の部長発言に驚きです。

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