第62回原水爆禁止四国大会in徳島(6/18~19)~徳島アピールが採択されました。

徳島アピール
 71年前、人類史上初めて広島・長崎に原爆が投下され、核兵器の犠牲となりました。今、非人道的な核兵器は国際法で禁止し、廃絶すべきだという流れが強まっています。国連総会で、核兵器禁止条約に賛同する決議には、国連加盟国の8割近くの国が賛同しています。
 核の惨禍を体験した被爆者の皆さんが、「核兵器のない世界」の実現への行動を全世界の人びとに呼びかけました。
 今年4月から9人の被爆者の方々の呼びかけで「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」がスタートしました。「核兵器と人類は共存できない」「ふたたび被爆者をつくらせない」との願いを実現していくために、核兵器禁止条約の交渉開始をすべての国の政府に求めていくものです。
 5月27日にアメリカの現職の大統領が初めて被爆地・広島を訪問しました。広島を訪問するに至ったのは、核兵器使用の非人道性から「核兵器のない世界」を目指す流れが、核保有国といえども無視できなかったからです。
 私たちは、核保有国とその同盟国に対し、核兵器禁止の決断と行動をとることを求め、8月の世界大会が、この流れをさらに強め、核兵器のない世界実現へ努力し、市民社会、自治体、各国政府、国際機関などあらゆる人びとの共同が発展する重要な機会になることを願います。
 戦争法廃止と立憲主義の回復を求め、憲法破壊の安倍暴走政治に対し、野党共闘と市民共同が広がっています。国民運動の八点とこれまで以上に幅広い人びととの共同、連帯を進めていきましょう。
 四国の地から、被爆の実相をひろげ、原爆パネル展の開催、被爆者の体験の聞き取り、語り継ぎ、多彩な活動に取り組んでいきましょう。
 2016年6月19日  第62回原水爆禁止四国大会in徳島

 なお、本四国大会に、遠藤彰良徳島市長からメッセージが寄せられました。

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