徳島市議会、議会の構成をめぐって会期延長(20年数年ぶり?)なぜ?~市民の声(新町西再開発ノー)が議会に届くまでには距離があるということでしょうか。

 6月20日徳島市議会閉会日ですが、副議長のポストや委員会の構成・ポストをめぐって会派の「攻防」続いています。「攻防」といいましたが、遠藤新市長の政策転換(新町西再開発から撤退する)に不満を持つ会派(議員)から引き続き市政に影響力を持ち続けたいとの思いが底流にありそうです。
 もちろん各議員・会派として違いがあり、それぞれ議論を尽くすのは当然です。遠藤市長が誕生し、新ホールは買わない、補助金は支出しない、新町西再開発から撤退すると所信表明や本会議答弁に答えた以上、この姿勢を覆すことはできないことも明白です。
 しかし、引き続き再開発を進めることが最善という「会派」「議員」がいてもまた至極当然です。その方々は、引き続きその立場を貫いてください。
 ただ、再開発事業には、それにかかわる「地権者」の皆さんがいます。
 どうすれば、その「地権者」の方々にとって新市長が再開発からの撤退を宣言している今何が最善なのか推進されてきた皆さんも「検討」が必要となっています。
 しかし、今の議会の混迷状況は、推進派の会派の皆さんが、何を求めているのか、果たして再開発事業の継続を求めてのことか、また、徳島市が再開発から撤回後の地権者への最善の対応についてかというとそのようにも見えません。裁判沙汰を強調されていますが、果たしてそれが地権者の利益となるのか?、本当に地権者の全体の利益を代表しているとも思えません。
 本当のところは市民目線で姿勢を運営したいという新市長への影響力の確保が目的なのかもしれませんが、それならば、市民に自らの立場と行動をわかりやすくしていただきたいものです。
 今日一日、議会に缶詰でしたが、これもまたいい経験ですし、議会制民主主義の発揚として理解させていただきました。
 では。

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