徳島市議会・建設委員会報告~新町西再開発と一体的にすすめる川の駅事業費に反対しました。

 9月12日、建設委員会に付託された議案の内、新町西再開発事業と一体的にすすめる「ひょうたんじま川の駅ネットワーク事業」に係る「助任橋たもと桟橋」予算について、私は主に次のような発言・答弁を経て反対しました。

  ひょうたんじま川の駅ネットワーク事業は新町西再開発と一体的にすすめるとしているが、 新町西再開発と一体的にすすめる事業とするために、投入する徳島市の税金は、拠点となる川の駅建設に2億円(安田生命ビルを購入)。新たに拠点となる浮き桟橋の建設費が1億3千万円。さらに助任橋たもと桟橋に5千万円。全体で約4億円の巨費を投ずるものです。

 私は、これだけの巨費を投じて、現に、両国橋たもと桟橋を乗合場として年間4万人を超えて利用している「ひょうたんじま周遊船」の利用がどのように発展するのかと聞きましたが、徳島市は、今後実証運行の上で検討したいと答え、対費用効果について何らの検討もなされていないことも明らかとなりました。

 私は、「ひょうたんじまネットワーク事業」は、現に両国橋たもと浮き桟橋を発着場に運行されていて、新たな拠点づくりは必要がなく、現行の両国橋たもと桟橋を拠点として整備すればいいのではないか、新町西再開発と一体的にすすめる新たな拠点を設ける意図は、 ホール建設では活性化しないと市民から指摘されている再開発の問題点「中心市街地の活性化」への評価を少しでも高めようと、周遊船発着拠点を両国橋から新町橋たもとに移すことに過ぎず、事業の体裁を整えるために、「4億円」の無駄遣いはやめるべきだと指摘しました。

 

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