健康寿命1歳以上延長(20年目標)かかげましたが~誰もが人間らしく生き、働く社会の実現があってこそではないでしょうか。

7月22日、政府は「健康医療戦略」を閣議決定し、日常的な介護なしで暮らせる「健康寿命」を2020年までに1歳以上伸ばすなどの目標を掲げました。
7月23日付け徳島新聞3面によると、「戦略では、大学などの基礎研究から生まれた成果を、新しい薬や機器として実用化に結びつける一方、医療現場で明らかになった課題を基礎研究に生かす、『循環型研究開発』の考え方を提示。薬や機器を患者らに使ってもらいながら安全性を評価する臨床研究や、新製品の発売を目指した臨床試験(治験)を活発化させる。効率的な医療サービスの提供や研究利用に向け値診断屋投薬など医療に関連する情報の電子化を進め、情報を利用する歳のルールを整備する。」などと報道されています。
この報道を見る限り、「健康寿命延長」といいなから、新薬や機器などの開発研究と「効率的医療サービスの提供=医療費の抑制と言う言葉が並び、人間本来の「健康増進」の追求という姿勢はまったく感じられません。
人間の健康を妨げている、低賃金、不安定雇用や長時間労働、心身ともにリフレッシュする労働環境や社会環境のあり方など、人間らしく生き、働く環境の整備なしに「健康寿命」は語れないと思います。
この点、安倍政権に期待することはとてもできそうにありませんね。
では。

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