労連20周年レセプション・春闘討論集会出席。

「すべての労働者の賃上げ・雇用確保を」

「実現しよう内需主導の景気回復」

をスローガンに一月八日、2011国民春闘討論集会が開かれました。国民春闘委員会が発表した「11年国民春闘方針(案)」では~。

「派遣切り」に象徴されるような非正規労働者を調整弁とする外需依存の経済構造が日本経済を「ゆがめ」ているとし、財界・大企業は雇用の安定や内需拡大の努力よりも、国際競争に勝ち残るために賃金カットと雇用の流動化を中心とする人件費削減、下請けいじめに走り、一部の大企業の収益だけが「V字回復」。一方で3万人を超える自殺、子どもの虐待、孤独死の増かなど世界有数の経済大国とはいえない深刻な社会問題は「経済のゆがみ」と無関係ではない。と、分析しています。

その上で、春闘でめざす重点課題として~

1.すべての労働者の賃金引上げと雇用の安定を追及するとして、①誰でも時間額100円以上・月額1万円以上の賃上げ②最低賃金を時給1000円以上・日額7500円以上・月額16万円以上の実現。③正規雇用と均等待遇の実現④「成果主義」の是正をもとめる闘いを提起しています。

2.労働時間短縮などによるすべての労働者に働きやすい職場を追求

3.最賃闘争、公契約適正化運動を前進させ「地場賃金相場」引き上げを追及

4.「雇用守れ、仕事よこせ」の声を組織し安定した良質な雇用を追及5.雇用の安定と社会保障拡充による「福祉国家」をめざし制度要求を追求

6.新たな改憲策動、日米安保体制の強化を許さず平和・民主主義の前進を追求

など6つの重点闘争の追及をすすめるとしています。

討論集会では、江花全労連幹事が基調報告、春闘日程案について森口事務局長が提起、特別報告として①徳島文理大学教職員組合②県国公労組③労働相談センターが報告した後討論に入り、医労連・建交労・自治労連・全運輸・全気象・小松島市バス労組・鳴門病院支部・JMIUなどから積極的な発言がありました。

久しぶりに、組合の仲間に会えて学習と交流を深めることが出来ました。

では。

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