経団連(財界)の見せかけの「べァ容認」ではなく、すべての労働者に行き渡る本格的な賃金の引き上げを求めよう

 1月16日徳島新聞一面に、「経団連6年ぶりベア容認」・「脱デフレへ賃上げ」の見出しが踊っています。
 経団連の経営労働政策委員会報告によると、「業績好調な企業は、拡大した収益を雇用拡大、賃金の引き上げに振り向けることを検討」などとし、昨年の春闘で、「(賃上げ)実施の余地なし」とした方針から、一転「脱デフレ」を意識。ベアも含め「賃上げ容認」の姿勢を示しています。
 毎年数兆円の内部留保を積み増ししてきた大企業(資本金10億円以上)、2011年度は5兆円の内部留保をさらに積み増し、2012年度残高は272兆円に達しているのですから、賃上げして当然です。
 「デフレ脱却」の鍵は賃上げにあり。問題は、非正規労働者をはじめすべての労働者に賃上げが実現出来るかどうかが焦点です。
 見せかけのベア容認などに気を抜かず、大企業の社会的責任をしっかりと追求する文字通りの「国民春闘」を闘い抜きましょう。
 では。 

 
 

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