新町西地区再開発事業に欠かせない「川の駅」構想ですが~

 19日に、大阪淀屋橋にある川の駅・川だし桟橋を視察してきます。来月には、東京墨田区の潜水型浮き桟橋についても視察予定です。
 徳島市が進める「新町西地区再開発事業」は新しく建設する音芸ホールが8割を占める再開発事業ですが、徳島市は水都とくしまのシンボルとしてひょうたん島周遊船の管理・運行をボランティアで担うNPO法人に委託し、新町西再開発と一体に設置する「川の駅」の乗り入れ口として川だし浮き桟橋を新町川に設置することとしています。
 事前の担当室長の話では、浮き桟橋の形状は幅4m・長さ30m・厚み0.8mということですので、周遊船2艘が同時に接岸できる相当に大きい浮き桟橋ですが、川の本流の中に設置する浮き桟橋ですので、特に津波による流失や地震による液状化によって流失などする恐れがないのかという点が、桟橋建設上の大きな課題となるものと思われます。
 地震・津波など防災上の問題点などについて、徳島市が河川管理者である徳島県に、どのような浮き桟橋の実施設計を示すのか、注目です。
 今一つは、ひょうたん島周遊船の管理・運行をボランティアで担うNPO法人にほぼ丸投げの形で委託するとしていますが、水都徳島の目玉として位置づける「川の駅」構想について、乗船者の安全を最優先に長期・安定的な運行を行う上でNPO法人丸投げで支障はないのかという点です。
 とりあえず、二つの視点から「川の駅」構想を見直して見たいと思います。
 では。 

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