日本の平和と安全をどう守るか?~徳島弁護士9条の会主催・講演会

11月4日、伊藤真さん(弁護士・日弁連憲法委員会副委員長・伊藤塾塾長)を講師に、テーマ・「岐路に立つ日本の平和主義~今こそ日本国憲法を考える~」の講演とパネルディスカッション「集団的自衛権」が開かれました。
 会場は、若い方(20代・30代)が半分近く占めぎっしり満員です。
伊藤さんは、中立の立場でお話します。が、「絶対に戦争はしてはならない」という一つだけこの立場は堅持します。と前置きして、講演、特に立憲主義に重点を置き、戦前の「明治憲法」と戦後の日本国憲法の違い、自民党の改憲草案の問題点について詳しく解明し大変勉強になりました。
続くディスカッションでは、パネラーの内藤佐和子さん(29歳・2児の母)が、自分世代の若い人達の憲法観、集団自衛権などに対する見方について、「守ってもらうから守る」という程度であまり深く考えていない人が多いのではとの見方を紹介し、集団的自衛権の行使が何をもたらすかという点について、広く考え学びあう必要があるのではなどと考えました。
 昨日の「九条祭り」に続く、憲法三昧の一日となりました。
 では。

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