朝日の36面に「公立小中の55%に給食滞納者」との記事が掲載されていました。記事によると、文部科学省が09年どの滞納状況を調査した推計として、滞納者は全児童の1.2%、全国公立小中学校2万9千校の内610校を抽出、09年度の一年間に一月でも滞納があった子の人数を調べた。かって全校を対象として調べた05年と比較し傾向を見ると、滞納がいる学校は55.4%で11.8ポイント悪化。学校現場は滞納者がいて当たり前の状況にあると分析しています。また、滞納者の割合も0.2ポイント増加。滞納理由は保護者の経済的問題が約10ポイント上がって43.7%、保護者としての責任感や規範意識の問題は、前回の60%から53.4%に減った、としています。
給食の滞納児童といわれる、子どもたちは、どんな思いで給食を食べているのかと思うと胸が痛みます。子ども手当てもいいけれど、給食費をすべて無料にできないものかと思います。修学旅行を経済的理由で行けない子、親の失業でやむなく退学する高校生、日本の教育費はきわめて貧弱だといわれますが、経済力の差が、教育の格差となり、向学心があっても大学にもすすめないこんなことがあっはならないと思います。教育、そして医療は経済力の差で差別されること無く、無差別平等に受けられる、それが近代民主主義社会の当たり前姿にしなければ為らないですね。そのために、わたしも頑張りたいと思います。では。