7月23日に正式に参加したTPP(環太平洋連携協定)交渉に参加した日本。「秘密協定」によって、日本政府が何を主張し、他の参加国からどのような言及があったのか、TPP交渉の到達点がどうなっているのか、まったく闇の中です。
「秘密協定」とは
~交渉中の条文や各国の提案内容と関連文書、交渉のやりとりした情報については、関係者が公開に同意しない限り守秘の対象となり、それらの文書は協定発効後4年間、秘密扱いされる。~(2010年TPPの事務局HPで公表・日本農業新聞報道)
自民党は、野党時代には、集中審議を行う特別委員会の設置を強く求めていましたが、政府与党となって、TPP交渉に参加するや一転「設置」に後ろ向きです。
「ウソつかない」「TPP断固反対」「ブレない」「日本を耕す自民党」という公約を投げ捨てて、TPP交渉をすすめる自民党ですが、今度は、国益を損なうことはしないなどといいながら、交渉の中身を国民にまったく知らせない暴挙が続いています。
自民党のご都合主義・暴走を許さない国民の声を広げましょう。では。