鮮度が落ちると使い捨て~コーヒーチェーン大手の「カフェ・ベローチェ」

8月18日付のしんぶん赤旗日曜版。
コーヒーチェーン大手の「カフェ・ベローチェ」から「契約期間3か月の契約更新は15回を上限とする。すでに上限を超えた人は一年間の激変緩和措置がある」(4年を超えて働かせない)との通告を受けた加藤静子さん(29歳仮名)。加藤さんは、会社の通告を受けた時、16回目の契約更新をしたばかりでした。『これでは使い捨てと同じ、泣き寝入りはしたくない』と、首都圏青年ユニオン(労働組合)に相談して、会社側と団体交渉を求めて闘い始めた加藤さんの労働実態が克明に取材され報道されています。
 おどろいたのは、会社との交渉で人事部長が雇い止めの理由として「定期的に従業員が入れ替わって若返った方がよい。会社では、これを鮮度と呼んでいる。従業員が入れ替わらないと店の鮮度が落ちる」と口にしたこと。
 店の゛鮮度゛を保つために、5年を限度の有期雇用契約を利用していることをあからさまに口にしていることです。
 しんぶん赤旗は、ブラック企業取材班をくみ、「ブラック企業」情報募集しているとのことです。では。

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