被爆68年・灯火22年 平和の火のつどい開かれる

 8月6日、大種蒔大師東林院(鳴門市大麻町)に50余名が集まり「平和の火」のつどいが開かれました。午前8時15分鐘楼の鐘の音と合わせて全員で黙とうを捧げました。非核の政府を求める徳島の会事務局長の中村勧善氏は主催者あいさつの中で、核兵器廃絶をめぐる世界の流れに触れ、「2015年に開かれるNPT・核不拡散再検討会議の交渉開始を求める流れが大勢になっていること。今年4月80か国が連名で提出した、『いかなる状況下でも核兵器が二度と使われないことは人類生存の利益』『二度と使われないことを保証する唯一の手段は核兵器の廃絶である』と明言した共同声明に唯一の被爆国の日本政府が賛同を拒否したことは、世界を唖然とさせ、広島、長崎に対し何という裏切りでしょう」と述べ、2015年の再検討会議の成功に向けた被爆国日本の運動が重要になっていると訴えました。
 平和の火のつどいの後開かれた、非核の政府を求める徳島の会総会では、「平和の火」のモニュメントの募金活動報告され、製作費の支払いを終えたこと。原爆パネル展や2015年再検討会議に向けた署名運動の推進。核廃絶に背を向けた日本政府への抗議文送付などを確認し、世話人など3人の役員補充も総会の場で行われ閉会しました。

東林院の帰り道、堀江のレンコンの「花」を写真にパチリ。 では

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