7月11日、ひょうたん島川の駅ネットワーク推進事業について開発委員会委員による「管内視察」を行いました。具体的には、両国橋北詰めの周遊遊覧船のりばから乗船し、ひょうたん島周遊コースを一周し、特に川の駅の拠点と位置付けられている①新町橋河畔桟橋候補地②助任橋桟橋候補地③徳島文化公園前桟橋候補地などを視察してきました。
徳島市が説明する「ひょうたん島川の駅」ネットワーク推進事業の目的は、~
『新町川や助任川等ひょうたん島をとりまく一周約6㎞の川に「川の駅」を整備し、ネットワーク化を図ることにより、多くの市民や来訪者に、川を手軽な移動手段として、また、川の駅周辺を憩いの場・交流の場として活用してもらうことで、新たな人の流れを生み出し、賑わいの面的な広がりを目指すものである』とし、また、『新町西地区市街地再開発事業の中で、新町橋湖畔に拠点となる川の駅・川の駅舎を整備することで、水都とくしまを実感できるシンボルエリアの魅力向上をはかる』
としています。
以上は、徳島市が掲げる川の駅の「目的」ですが、川の駅構想を音芸ホールを軸とした新町西再開発事業とことさら結びつける、徳島市の事業構想には無理があると思っています。
同管内視察には、見田と塀本両名が参加しましたが、視察の中で、私が気になった点は、ひょうたん島周遊コースに架かっている「橋」と橋に敷設されている水道・電気ガス等と思われる「ライフライン」でした。防災対策上これらの管理・保全がどうなっているかについても検討すべき点があるように思いました。