市立・城西保育所を視察して

 7月5日、徳島市佐古2番町の市立・城西保育所(定員150)の管内視察(文教厚生委員会)が行われました。城西保育所は、老朽化対策の必要に迫られていた定数100人の加茂保育所と、定員割れが生じてた佐古保育所(定員60)が統合され、新しく今年平成25年4月1日に開所されたばかりの市立・保育所です。

 視察しての感想ですが、できたばかりの施設は明るくきれいなのは当然ですが、設計段階から現場の声が反映されているとのことで、職員が保育しやすい施設になっているように感じました。保育時間も午後7時半まで「延長保育」があり、特に、異年齢の保育(お兄ちゃんやおねえちゃんと一緒の時間を過ごす)に力を入れているとのことで、子どもの成長にとっていいことだと感心しました。また、在宅育児家庭相談室が、4月15日から利用できるようになり、6月までの3か月で「親子交流の場提供」を中心に延べ1921人が利用されているとの報告を受けましたが、核家族化が進む中で、地域に開かれた「子育ての場」として重視していくべきだと思いました。その他、地震・津波からの避難場所と訓練状況、また詳しくはお聞きしませんでしたが、いわゆる常勤労働でありながら、不安定な臨時雇用の保育士さんが約半数あり、公務職場における臨時職問題の根深さをここでも感じました。

 では。

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