6月24日、150名余りの傍聴者が見守る中、徳島市議会に4万1494人の有効署名を添えて、新町西再開発事業の是非を問う住民投票条例が追加提案提出されました。条例提案にあたって、徳島市長は「住民投票は必要がない」と付帯意見を付け、「過去2回の市長選挙で事業推進を公約に当選し、市議会で事業計画を議論し関連予算を議決するなど、経緯を説明し再開発事業は多くの市民の参加をいただき、一定の手続きにより進めてきた。住民投票の必要はない。」と述べています。
これに対し、住民投票の会の代表請求者3人が「意見陳述」を議場で行い、「ホール建設は前市長時代に検討した旧動物園跡地に建設するとの市民合意を得ていた。当面は文化センターを耐震改修し、他府県に負けない立派なホールを造るべきだ」(門田氏)。また、「154億円もの税金を投入するやり方に疑問」(朝田氏)。まじめに営業する地権者を追い出す再開発は許せない。(太田氏)と意見陳述が行われました。
議会終了の後、議会棟5階会議室で、3名の意見陳述者の「報告会」が開かれ、26日の採決に向けて意思統一が行われました。
なお、26日10時から議会質疑・討論が行われ、採決となります。共産党市議団から、見田と塀本議員が質疑に立ち、加戸議員が討論に立ちます。今日は150名余の市民が傍聴参加されていましたが、26日はいよいよ大詰めの日です。 では。