6月18日付で音芸ホールをみんなで考える会から「申し入れ書」(代表 門田智明氏)をいただきました。あて先は見田治議員殿となっていますので、徳島市議会の全議員へ申し入れをされたものと思います。
申し入れ内容は~26日には、「市民のための立派な音楽芸術ホール」のためにご英断をお願いいたしたく~とあり、文末に、そもそもホールは賑わいとはかけ離れたもので、静かに文化豊かな環境の中にホールをつくるものです。まして、反対する地権者を無理やり立ち退かせた後に、豊かな市民のためのホール立てること自体、公共の文化施設としてあっていいものでしょうか?「文化センターを壊して新町西再開発にホール」をつくるのか、それとも、「文化センターを耐震リニューアルで長持ちさせ、将来良いホールを市民合意の旧動物園跡地につくるのか」、その是非を住民投票で決めるべきですと述べ、今月26日の新町西地区再開発事業について、議員の皆様が41,496名の市民の声を聞き、住民投票を求める条例案に対し賛同するよう、市議会議員の「英断」を求めるとしています。
門田氏は、音楽鑑賞団体・市民コンサートを主宰する代表であり、その道に造詣の深い方です。私自身は新町西再開発と一体的に建設するとしている新ホールの建設については、①市民検討会議などを通じて本市が約束したホール建設事業を一方的に破棄した原市長の行為は民主主義のルール違反であること。②文化センターのリニューアルは不可能ではないこと。③ホール建設で中心市街地の活性化は取り戻せないことなど意見を持っていますが、市民の5人に一人が「住民投票」を求めている以上、再開発の在り方の是か非かという立場を超えて、まずは住民投票を実施し、主権者たる市民のた多様な声を活かすことが、この際最善の民主的行政の在り方だと思います。
では