「天声人語」も驚いた~「しんぶん赤旗」日曜版(6/2付)に古賀誠氏(自民党元幹事長)が登場

「天声人語」~一部省略

一度だけ魔法が使えるとしたら何をしたいか。小学生同士ではなしていたら、ある子が言った。「魔法使いにさせてくださいといって魔法使いになる」▼それがかなえば魔法は使い放題、何でもできる。一同、「すごい」と盛り上がった。これは憲法96条の改正と同じでは、というのが投稿したした方の見立てだ。改憲の発議の要件をまず緩めるという主張の危うさを鋭く突いている▼試合に勝てないから、ゲームのルールを自分に有利なように変えるようなもの。何に使うかわからないが、とにかく拳銃をくれ、というようなもの。96条の改正を先行させようという発想は、様々に批判される。要は虫が良すぎませんか、と▼この件で自民党元幹事長、古賀誠氏の発言が話題となっている。共産党の機関紙「しんぶん赤旗」日曜版(2日付)のインタビューに答え、96条改正について「私は認めることはできません。絶対にやるべきではない」と言い切った▼議員を引いた身とはいえ、自民党の重鎮が宿敵と言うべき共産党の求めに応じるとは驚きだ。古賀氏は幼いころ、父を戦争で失った。「戦争を知る世代の政治家の責任だと思ったから」だと話している。~以下省略

~もう一つ、古賀氏がインタビューで語ったこと~

戦後の長い期間、国政の場で自由民主党と日本共産党は立場や政策は違っても、それぞれが自負も誇りも持って活動してきたと、と私は思っています。離合集散する政党はたくさんあり、照る日や曇る日もあったが、その中でもぶれずにやってきた。私に言わせると自民党と共産党こそが「2大政党」だと思っています。

参議院選挙告示まで、後1か月~

憲法を変え、海外で戦争できる国造りか、平和憲法を世界の隅々まで広げる国造りか。原発の輸出・再稼働か原発ゼロの国造りか、アメリカと無国籍の一部の輸出大企業の利益を優先し、農業・医療など国民の主権と暮らしを放棄する亡国のTPP参加か、きっぱりと参加反対を貫く共産党か。消費税増税か、それとも消費税に頼らない道か。解雇自由、非正規労働拡充の労働規制緩和か、労働者派遣法の抜本改正で、雇用は正社員が当たり前の働くルール作りかなど、暴走する安倍・自民党に鋭く立ち向かう共産党=自共対決の参議院選挙告示まで、ちょうど後一か月と迫ってきました。選挙を全力で戦う決意とともに、日本共産党へのご支援を改めまして、心より訴えます。

 追伸. しんぶん赤旗は、他紙にはない権力を国民の目線で批判する、いつも新しい発見がある新聞です。是非ご購読を! 

では。

カテゴリー: 政策・見解 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です