平成20年3月の徳島市住生活基本計画の中に、平成18年に実施された徳島市の将来像、市の施策に対する重要度・満足度、まちづくり等の課題に対する考え方について市民の意識調査結果が発表されています。そして、その結果、徳島市の都市像としては、自然環境や福祉施策、少子高齢化、防犯・防災対策に対する希望が高くなっています。と述べています。
いろいろな項目から3つまで選択でき、複数回答可という設定の意識調査です。30%を超える項目は次のとおりです。
- 43.2%=高齢者や障害者などの社会的立場の弱い人を大切にする都市
- 42.2%=水と緑に囲まれた自然環境が豊かな都市
- 41.7%=防災・防犯体制が整備され安心して暮らせる都市
- 38.3%=安心して子どもを生み健やかに育てられる都市
- 32.9%=道路などの交通環境が整備され日常生活の移動が快適な都市
の順となっています。他は一桁か10数%程度ですので、以上の5つが多くの市民の声といえると思いますが、私の「決意」で述べていることや私のめざす「健康で人にやさしいまちづくり」とあまりにも市民の意識がぴったり一致していることに驚いたり、逆に、私の政治感覚に確信を持ったりしたしだいです。
問題は、徳島市がこの市民の声に応えていないこと。いや応えようとしていないことではないかと思います。耐震化率の低さや全国一高い国保料などはそのいい例です。
今朝の新聞の折込に広報とくしまが配布され、平成21年度決算概要が掲載されています。歳入929億929万円・歳出923億7459万円の徳島市、税金のの使い方を市民の多数の皆さんが希望する都市像の方向に活用されるよう、ご一緒に考えていきましょう。私も頑張ります。