11月3日徳島ホールで、2010年秋「九条のつどい」が開かれ、会場いっぱいの300人が参加しました。
つどいは、文理大の学生「エイサー」サークル有志の皆さん14名がオープニングで登場。元気な「エイサー」を披露し幕を開けました。呼びかけ人の乾はるみさんの主催者挨拶につづいて、沖縄平和ガイドの大島和典さんが、「沖縄基地問題と住民の願い」と題してスライド・DVDで30分の講演があり、辺野古の基地建設反対で座り込む人々や海上測量などに抗議するダイバーや漁民の闘いを紹介し沖縄基地が米軍と自衛隊との共同使用されている実態も紹介されました。
続いて「沖縄基地問題を考える」シンポジュームでは、吉成務さん(呼びかけ人・弁護士)がコーディネーターとなり、名護市のヘリ基地反対協議会共同代表の安次富浩さん、沖縄出身の徳島文理大生の宜野座彩音さん、大島和典さんをパネリストとしてそれぞれの立場から発言され、基地被害の実態や普天間基地の「移設」という形で、基地建設を押し付ける民主党政権の問題、今闘われている「沖縄県知事選挙」の重要性が話されました。また、宜野座さんは米兵の少女暴行事件が起きたすぐ近くの住んでおり、徳島と沖縄のギャップの違いに戸惑ったことなども話され、いっそう身近に沖縄基地の問題を感じ取れるシンポとなりました。
つどいでは沖縄知事選挙支援カンパを訴えていましたが、37,861円の会場カンパが寄せられました。