「原発」政策(即時ゼロと9年で卒?~30年代)のスタンスの違いどこから~

 日本共産党の「即時原発ゼロ」と「卒原発」の党とどう違うのか、よくわからないところがありましたが、テレビ討論(2日)などで、その違いが浮き彫りとなりました。

 日本共産党志位和夫委員長と日本未来の党嘉田由紀子代表が出席した「報道ステーションSANDAY」~

 再稼働を認める「卒原発」と再稼働を認めない「即時ゼロ」との違いがあきらかに!

 志位氏が、「即時原発ゼロ」の具体的なプログラムを示すとともに、「(ゼロにする期間が)10年後、20年後、いろいろな議論はありますが、(それでは)結局は再稼働するということになります」と述べ、再稼働容認発言を批判された嘉田氏は(再稼働は)「針の穴を通すより難しい」などと発言を修正。さらに志位氏が嘉田氏に、「再稼働をやる穴は開いていない。そうであれば、私たちのように《即時原発ゼロ》に踏み切ってはどうか」と問えば、「容認発言は手続きを説明した。危険度はランクをつけながら、安全の担保ができたところに対しては~」と述べたところで言葉につまり、原子力規制委員会の「信頼性」の問題へ話をすり替えてしまいました。

 維新の橋下氏と未来の嘉田氏のさや当て~卒原発の内幕は~

 同番組で、嘉田氏は橋下氏に、「石原さんと一緒になったとき、原発政策が少し後退したかなと心配になった」と述べたうえで、「橋下さん、互いに協力体制をとっていきたい」と呼びかけました。

 これに対して、橋下氏は「僕はみんなの党と方向は全く同じだ」と未来の党との協力を否定。「嘉田さんに対して、疑問なのは、大飯(原発)をとめるのは現実的でないと関西でも発言していた。嘉田さんが義務教育は9年だから、9年で卒原発だとか大変危険なことをいっている。」「嘉田さんは、脱原発というのは無理だから《卒原発》を使うといっていた」などと内幕を暴露する一幕もありました。

原発マネーが民主党・自民党に6億~しんぶん赤旗が調査報道

 福島原発事故が起きた2011年、日本原子力産業協会に加入する企業・労働組合から総額6億円の企業・団体献金が、自民、民主に流れていたと「しんぶん赤旗」が報じています。献金したケースでは、3・11以降に献金されたケースが多数あり、事故後も変わらない「原発利益共同体」の政界への影響力の実態を伝えています。

 詳細は「しんぶん赤旗12月3日付」をご覧ください。

 いよいよ明日は、総選挙の公示です。今日は冷たい朝でした。

では。

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